日曜日, 5月 13, 2018

ZBrush Core
Blenderで無理やりローポリ化計画(その3)

ZBrush Coreはローポリデータを作成したいとき、ダイナメッシュを使う方法もありますが、Zリメッシュツールが無いので、綺麗なローポリに変更出来ません。そこで、色々と可能性を模索してみました。私はZBrushユーザーでもあるので、特に問題は無いのですが、ZBrush Coreだけの状態で可能性を色々と模索していました。今回は[その3]です

まずZBrush Core上で上図のようなポリゴン状態を作成し、OBJ形式で書き出してBlenderに読み込みます。今回のポイントはBlenderを使う点です。

上図はBlenderに読み込んだ直後の状態です。

ここで、オブジェクトを選択(上図の一番上の赤枠)し、表示されたメニューからスパナのアイコンのオブジェクトモディファイアー(上図の真ん中の赤枠)を選び、追加(上図の一番下の赤枠)を選択してツールを表示させます。

表示されたツールの中から[リメッシュ]を選択。

デフォルト値でのリメッシュ結果。表示形式は[シャープ]。流石に粗すぎるので[オクツリー]の値を適宜大きく調整しします。

[オクツリー]の値を4から5に変更した結果。なお、表示形式は[スムース]にしています。

とても面白い機能として、表示形式を[ブロック]にすると上図のような結果になります。

上図は[スムース]設定をOBJ形式で書き出し、ZBrush Coreで読み込んだ状態です。

上図は[ブロック]設定をOBJ形式で書き出し、ZBrush Coreで読み込んだ状態です。OBJ形式で書き出せば、出費を抑えて取り敢えずローポリにする事は可能になりました。トータルな機能では圧倒的に無料のBlenderの方が上なのですが、ZBrushCoreの自由度は捨てがたいですね。なんたかツールとして使うのは失礼な話かも知れませんが、Blender凄すぎます。

Blender 2.79