木曜日, 5月 17, 2018

Photoshop
低解像度のマスキングは要注意

Photoshopで低解像度のソース画像の切り抜きをする場合は選択範囲の処理に注意が必要です。

例えば作例のバナナの部分を選択し、新規レイヤーで塗りつぶします。

続けて選択範囲を反転させ、新規レイヤーで塗りつぶします。

両者を重ねると境界部分に隙間が発生してしまいます。高解像度の場合は誤差の範囲となりますが、低階層どの場合は致命的です。これは、白黒2値の画像なら問題無いのですが、一般的な画像はアンチェイリアスで輪郭部分を滑らかに見せているため、選択領域と非選択領域で判断が曖昧な部分が発生するためです。低解像度で利用する場合でもソース画像は大きめなモノで処理し、処理結果を縮小するようにすると良好な結果を得ることが出来ます。(上図は解説用に少し極端に表示しています)