Animateで予めライブラリー上でアクションを設定したインスタンスを叙情に消える(透明になる)設定に悩んでいました。
上図はスタート位置のインスタンスです。
上図はエンド地点のインスタンスです。プロパティーの[カラー効果/アルファ]では重なり部分が濃くなってしまいます。
そこで、背景が単色であればプロパティーの[カラー効果/着色]にて綺麗に透明化させることは出来ますが、問題は背景が写真や複雑な絵柄の場合です。
上図は作例に用意した背景イメージです。
上図は背景に対してプロパティーの[カラー効果/着色]にて黒っぽく指定した状態です。これではイメージはぶち壊しです。
ここでグラデーションファイルとの組合せと右クリックで表示されるプロパティーでの設定でマスキングを行う方法が在りますが、処理が面倒臭いのと、ムービークリップでイメージを確認出来ないのでストレートにPhotoshopで上図のようなデータを作成します。
作成したグラデーションデータをAnimateのライブラリーに読み込む、一番上の新規レイヤーに配置します。上図は上からマスキングの背景レイヤー、キャラクター、背景となっています。しかし、実際には背景部分にはマスキングを指定していない背景を配置します。
最後にマスキングの背景レイヤーを右クリックして表示されるプロパティーにて上図のように[可視性/透明]にて任意の数値を指定することで、キャラクターは何も設定しなくても徐々に背景に溶け込ませることが出来ます。
なお、透明設定はPhotoshopのレイヤーマスクでの処理で年代在りませんが、書き出しはPNG-24形式が無難です。Photoshop形式では読み込みが出来ません(私の所だけ?)
Animate CC 2017