月曜日, 5月 24, 2004

ハワイアンキルト

24日、銀座の松坂屋で行われていた、『キャシー中島のハワイアンキルト&パッチワーキルト展』を見てきた。キャシー中島さんの個展というわけではないの で別の方の作品も展示されていたが、やはりデザイン化された彼女の作品はとってもイイ。常夏国というわけだけど山もあって雪も降る不思議な楽園ハワイの息 吹を感じるメロウな色調の物が特に好きだ。しかし、会場にいる男性が私だけだったのには少々赤面状態。まっ、キルトに興味のあるのは女性だけというわけで もないだろうから、別におかしくもなんともないのだけど、やっぱり気が付くと気になってしまう。気にしなければいいのだけど、こればかりは性格なのでどう しようもない。だけど、時間が無かったので殆ど見終わったらとんぼ返り状態だったのには思わず自分でも情けなかった。月曜ですからね。ということで近著の コラムでも触れていますが、最近特に気になっているのはこのハワイアンキルトと、イスラム圏の民族衣装、アメリカンポップ、ベトナムの生活雑貨、南米やア フリカの民芸デザイン、北欧の様式デザイン、そして日本の浮世絵と水彩画あたりですね。そんなことは既にバレバレかな? 個々のネタについては少しずつ爆 発させたいと思っています。(column: 1538)

月曜日, 5月 17, 2004

普通に捨てると何万円

最近、ゴミの日にムチャクチャな出し方をする方が増え来た。何を考えているのか理解できない捨て方である。結局始末をするのは地域のボランティアや集積場 所に隣接している住民だ。でも、犯人を発見しても、そのルールを守れない人が妙な権利を主張したりするから始末が悪い。まったく本当に馬鹿げた世界だ。通 常は泣き寝入りだ。逆に、資源ゴミを盗む業者も凄い。凄いといえば最近出回っている電気製品やパソコン関連製品の無料回収車というのがある。これには2通 りあり、完全に無料で引き取ってくれる業者と、回収料金を請求する業者だ。恐らく東南アジアなどに売りさばくのだろう。どうやらそういった場合も修理は行 わずに販売しね現地で独自に修理をして販売されるらしい。捨てられるよりは利用されるのはいいことだが、ココム協定違反の国に販売したりされるのは不愉快 だ。うちにも使っていないモニターやらMacがゴロゴロしている>そろそろ整理しなくてはいけないのだが、家にいる時に限って業者が来ないのであ る。出かけ瑠時に限ってどこからともなく現れる乗って何か目に見えない力なんだろうか。どうでもいいけど、ゴミと化した電気製品は部屋を圧迫して困る。だ けど普通に捨てると何万円もかかるし・・・。(column: 1537)

日曜日, 5月 16, 2004

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消息不明の物達

仕事の関係で昨年あるモノを色々とダンボール箱2つに分散して発送したものが戻ってきた。随分時間が経過していたので私は戻ってきてから開封するまで数日 放置し、今日になって開封してあるコトを知った。発送した半分ほどがもどってきていないのである。戻ってきたときにダンボール箱2つであったことに直ぐに 気が付くべきであった。第三者にとってはもしかしたらゴミのようなものかもしれないが、私にと知ってはちょっとした宝物だったりする。もちろんそれらは所 謂オタク系のグッズといったものではない。兎に角問い合わせのメールを送ったが、日曜日でもあり返事は月曜日以降となってしまうが、悲しいほどの脱力感が 私を襲う。こちらが預かったのをいくら慎重に取り扱っても、こちらが送ったモノがいつもぞんざいに扱われてしまうのはもしかしたらそういった定めなのだろ うか。かつては私がいない時にやってきた従兄弟に持って行かれた鉄腕アトムと鉄人の本は確認した時点(週間気が尽きなかった私がいけないのかもしれない が)で既にクズ屋の所有物となっていたし、学生の時に貸した本、カメラやレンズに至ってはいまだに消息不明である。貸したレコードがボロボロになって戻っ てきたときは、戻って来ただけでも良しとしよう思ったくらいである。さてさて、行方不明になったモノは戻ってくるのだろうか・・・。(column: 1536)

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オッチョコチョイな私

あまりBCCメールというのは行ったことがないための大失態をしてしまった。本来BCCで行うはずの処理をCCでやってしまったのである。しかも、そのう ちの数名から届いたそまままの返事で事の次第を知ったりするアタリは大間抜けを通り越しているとしか説明がつかない。つくづく私は間抜けだと痛感する週間 だ。内容はとるにたらない話しであり、まったく問題はないが、やはり競合メーカーの方が一緒だったりすると気分は悪いかもしれない。あるいはそうでなくて も、見ず知らずの方と一緒にされている不快感を感じ方もいるだろう。受け取られた方には本当に申し訳ないことをした。しかし、改めて謝罪するのもなんだか 間の抜けた話だが、やはり謝るべき時には謝らなくてはイケナイ。ということでまたまたスパム紛いの同胞メールわ送ることになってしまった。一度に20名強 の方への同胞を15セットも一度に処理するという離れ業をやったことがそもそもの大失敗だったのである。しかも、後日談となってしまうが、私はシェアウェ アでこの手の処理を一括にするツールを購入していたのに気が付いた。気が付くのが遅過ぎる。で、こういった処理はまず普通は行わないので、忘れてしまった のである。なんだかとってもオマヌケな話だ。私は結構オッチョコチョイなのである。(column: 1535)

土曜日, 5月 15, 2004

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無駄無駄小無駄

『不快なインターネット』とかいきなり書いてしまうと、『また海津は何かにひっかかった?』と思われる方が多いかも知れないが、『また』ではなく、『今度 も』である。そんな変なものではないと信用しきってクリックしたら、どうってことはない糞DMメールに引っかかってしまったというわけである。仕事の依頼 と勘違いしてしまった私が悪いといえば悪いのだが・・・。まっ、被害はメールアドレスを取得されただけだが、これでまた糞メールが沢山飛来してくるのだろ う。いい加減うんざりだ。最近は既に慢性化で無感覚となっているが、毎日200通以上はスパム処理している。以前吉井さんも吠えていたが、こんな状態で外 出時にメールチェックなんて冗談じゃない。Faxを使って勝手にDM送りつけてくる店や代理店のようなものだ。紙代はこちらもちなのだから。兎に角このス パム対策を本気で官民一体となって対処しないと健全なネット社会の経済効果は期待できなくなってしまうのではないだろうか。いくら定額制だって無駄な処理 に時間を使うのは不愉快だし、これってほんど嫌がらせである。あまり具体的なことは書きたくないが、メーカーからの新製品情報やお買い得情報なんて届いて もほぼ100%読むこともないしフィルタ分けしてポリ袋(いきなりスパム設定だとDMではない用件の時に困るので)に自動処理で納め、寝る前にざっと目を 通してゴミ箱行き(逝き)てある。ご愁傷様。まっ、それでも巧妙にすり抜けてくる者があるのは仕方のないことになってしまうのかも知れない。しかし、絶対 に大多数の方が同じような処理を行っていると私は確信する。早く無駄なメールの受信をしなくてもいい環境になって欲しいと切望している。多分無駄なんだろ うけど・・・。(column: 1534)

金曜日, 5月 14, 2004

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私は父を師としてスタートした

例のタブレット本が 届いた。正直、今までに執筆した本の関係者には申し訳ないが、これほど嬉しい気持ちになったのは初めてだ。なんだか自画自賛にとられてしまいそうで困って しまうが、そんな気持ちで一杯だ。要するにソフトウェアの使い方だけに終始してしまう本ではなく、その先に目的があという意味で自分にとっては『最後まで 説明できた』みたいな気持ちなのである。一番最初に見て欲しいのは、やはり父だが、年とって随分甘くなってしまって久しいので正しい評価は期待できないだ ろう。出来れば今の私と同じ40代の頃の厳格な父に会ってこの本についての感想を聞いてみたいものだ。きっと厳しい意見が返ってくるだろう。次の8冊目の Illustratorの本のコラムで触れているが、私の絵や工作の最初の師(多分永遠の師かもしれない)は他ならぬ父なのである。でも、あれだけ厳格で あった父が私に絵や工作を教える時は恐ろしくやさしかったのはどうしてなのだろう。これすら80を過ぎて穏和になってしまった今の父に質問しても答えは得 られない。なにより私が今の道を進むことも、ましてや工作の本を執筆することも当時の私たち親子には想像も出来ない未来であったことは確かだ。本の現物を 手に取り、なんだかそんなことが頭の中を過ぎってしまった。(column: 1533)

木曜日, 5月 13, 2004

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大復活

随分とWebLogをさぼっていたら吉井さんからとうとうお尻を叩かれてしまいました。気にはしていたのですが、流石に『Aの書籍の最終校正と、Bの書籍 の執筆と校正確認と加筆、Cの書籍の執筆と一部の校正』というプロのライターさんではない私にとって、過酷で生涯に一度あるか無いかの修羅場が思いっきり 重なってしまい、殆どベンチの控え選手のように座りっぱなしでお尻が痛いモードのため、思い切って頓挫してしまいました。しかし、これって一度さぼるとズ ルズルといってしまいますので、まさに吉井さんの一喝(本当は『どうしたの?』的なメールでしたが、誇張すると文章として面白い〜)はタイムリーだったか もしれません。ということで本日より大爆発します。あっ、でも、DV連載の最後の原稿の締め切りが迫っているし・・・なんか嫌な予感。いや、DV編集の原 稿書きが思った以上に時間がかかるというわけで、少々ナーバス状態というわけです。やはり勝手知ったるデータ作成と違う場合の倍ぐらいの時間を予想してお かないとダメですからね。(column: 1532)

金曜日, 5月 07, 2004

あんぐりと口を開けるのが精一杯

随分とブランクを作ってしまった。理由は虚脱感とかそういった事ではなく、妙に文章書きの仕事(というべきかはよくわからないが、半分は確実に仕事であ る)が集中し、ここでのコラムの2ケ月分ぐらいの分量をしたためたことの反動かも知れない。流石に疲れてしまった。イラストにしても下絵としてせっせと作 成していた【コト】が一段落してしまったので、もしかしたらこれは虚脱感かも知れない。ところで、公式発言となってしまう印刷物やMLへの寄稿みたいな場 合、可能な限り思想的な、あるいは政治的な話題は避けたいし、何かを強制するようなネタも避けるようにしている。これは昔の自分への教訓でもあったりする わけだが、最近またまた嫌な思いをした。数か月前に購読していた(と言っても勝手に送りつけてきたものだが)あるメディア系のMLて突然政治の話が爆発し た。編集をされている方の独断のようだった。私はそれとなく読んでいる方のMLてあったので、なんだかとても不愉快になり、そのままスパム設定をしてし まったのである。それで終わりというわけである。ところが、今度は定型タイトルではない過激なタイトルのメールを送ってきたのだから、当然スパム設定には ひっかからずに通常の受信ボックスに入ってしまい、うっかり、その凄いタイトルを読んでしまったのである。当然アドレスをスパム設定したのはいうまでもな い。しかし、誰一人として恐らくメールで注意をする方はいないだろう。だからこそ賛同を得ていると勘違いしてエスカレートしているのかもしれない。なんだ か悲しい話である。恐らく、その過激な政治思想が読みとれるMLを読んでしまった多くの方にとって、家族や知人を誘って鑑賞会みたいなことにはならないだ ろう。そんなことが理解できないほど興奮してしまっているその方に幾ばくかの同情がないわけではないでか、その方の説く薄っぺらな正義感と世界観にはあん ぐりと口を開けるのが精一杯であった。てなわけで、メラメラと復活いたします。(column: 1531)