日曜日, 6月 30, 2019

Zスケッチなら形状をZSpherに連動できる(133)

2019年6月20日に行った画像処理テクニック講座133の補足説明です。

ZBrushで服を作成したりする場合は、マスキングをして拡張する方法が一番イージーですが、作成後にベース形状を変更したい場合には作り直しが必要なので向いていません。そんな場合は、ZSketchが最適です。ただし、制作にはコツがいります。

ますベースオブジェクトを用意します。また、後々形状を変更したいのでZSphereの状態をキープします。



必要に応じて[A]キーを押してZスケッチのメッシュをプレビュー(ユニファイドスキンのプレビュー)して確認します。

形状が概ね確定したら[Shift A]を押して[Zスケッチ>スケッチ編集]の状態とします。

ここでもう一度[Shift A]を押して元に戻してから、[Zスケッチ>スケッチ表示]するとZスケッチした部分が透明に表示され、その状態でZSphereを変更すると、Zスケッチ部分も連動して変化します。

[ユニファイドスキン>ユニファイドスキン作成]を押すとZスケッチがメッシュ化されます。サブツールで予め分離しておくと良いでしょう。

メッシュ化されればShiftキーでもスムージング処理も可能になります。なお、Zスケッチはブラシのサイズを小まめに変更するようにするとコツが掴めてきます。

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ゴジラ系頭部のエイリアンが成人に

TCDW6253が成人(成エイリアン)になった感じ・・・。脱皮を繰り返して色が変わった〜というムリクリな設定。でも、この子かなり気に入ってしまいました(^o^)

土曜日, 6月 29, 2019

レーズンがタップリのココアケーキ

毎度お馴染みの説明不要ケーキシリーズの2019年度4回目のお茶会用です
今回は、レーズンがタップリのココアケーキにしてみました。

■材料
※レシピは中型パウンドケーキ型1個分です。

サラダオイル:大さじ2程度
無塩バター:60g
薄力粉:85g
砂糖:50g
ココア:大さじ1
シナモン:小さじ1/2
オールスパイス:少々
ベーキングパウダー:小さじ1/2
卵:小2個(中の場合は1個半)
レーズン:30g
ハチミツ:大さじ1程度

■手順
薄力粉にベーキングパウダーとシナモン、オールスパイスとココアをしっかり混ぜて(a)とします。次に新しいボールにバターとサラダオイルを入れ、砂糖をすり混ぜてから更に卵とハチミツを混ぜて(b)とします。(b)に(a)を混ぜて(c)とします。ここで10分ほど生地を寝かせてから(c)にレーズンを混ぜて型に入れ、170度のオーブンで30分程度焼いて完成です。

OLYMPUS PEN Lite E-PL1s
LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH2

TCDW6256 
雨だけは勘弁して欲しいです。

ギラギラの天候だと撮影が面倒な場所も曇天日和だといい感じというのは皮肉ですが、ギラギラの時は暑いを通り越して痛いですからね〜。ただし、荷物が多い私は雨だけは勘弁して欲しいです。

金曜日, 6月 28, 2019

AviUtlで作成した映像データの書き出し方法

AviUtlで作成した映像データを書き出す場合の手順を整理しました。出来るだけ綺麗に、そして小さく書き出すことがポイントです。なお、以前アップした[AviUtlインストールと入出力の下準備]にて解説した[出力用プラグインのインストール]が行われている事を前提にお話視します。

まず作成したデータを、ファイルメニューの[編集プロジェクトの保存]で保存します。これはAviUtlのネイティブ形式なので、読み込めば編集の続きを行うとが出来ます。ここでは完成データの書き出しなので、通常はファイルメニューの[AVI出力]を選びますが、[AviUtlインストールと入出力の下準備]にて解説した[出力用プラグインのインストール]が行われているので、別の手順で書き出します。まず、ファイルメニューの[プラグインの出力]にて[拡張x264(GUI)Ex]を選びます。

通常の[AVI出力]と同等のパレットが表示されますが、このままファイル名と書き出し場所を指定して書き出すだけでOKです。 
何か細かい拘りがある場合は、[ビデオ出力]のボタンをクリックして表示される上図の様なパレットで調整を行いますが、画面の前面に表示されないので少し設定は面倒です。なお、基本的にここは無修正で問題無いと思います。

AviUtl 1.00

TCDW6255 
目的の駅で降りることが出来ない

電車の中で下手な位置に座ると、目的の駅で降りることが出来ないということを学習しました。また、いつもと違いすぎる位置で乗車すると出口で迷子になる事も・・・東京ラビリンス。

木曜日, 6月 27, 2019

Wordで段落アウトラインの設定手順

Wordの段落アウトライン設定について整理してみました。

まず元にするテキストを用意します。また、段落アウトライン化したいテキスト部分を全て選択します。

選択したら、[ホーム]タグ[段落>アウトライン]にて[新しいアウトラインの定義]を選択します。ここでは以下の様に設定することを前提に解説しますので最初の段落はノーマルな数字なので[定義するレベル]の1はデフォルトのままとします。

1
 (1)
  ①

続けて[定義するレベル]2を選択し、[番号書式]の[1.1]を全て削除します。

次ぎに、半角の括弧始まり[(]を入力します。

ここで[このレベルに使用する番号の種類]から[1,2,3,]を選びます。これで[番号書式]は[(1]となるはずです。

続けて[番号書式]に括弧閉じ[)]を入力すれば[定義するレベル]2の設定は完了です。

最後に[定義するレベル]3の設定は○の中に数字ですが、これは[このレベルに使用する番号の種類]の中に登録されているので、それを選ぶだけです。これで[OK]をクリックします。

[OK]をクリックして[新しいアウトラインの定義]を終了すると選択したテキストの段落毎に第1レベルの数値が付加されます。

ここで第2、第3レベルにしたいテキストブロックを選択あるいはその行にカーソルを入れて、[ホーム]タグ[段落>段落版号]にて[リストのレベルの変更]から求めるレベルを選択します。これを繰り返せば完了です。

処理を完成させた状態です。あまり複雑にするのは逆効果ですが、ある程度は設定し手置いた方がデータ整理という観点では有意義だと思います。

MS-Word 365 2019

TCDW6254 
お守りの紐も外れていたんで

今週某大学の教室で亀戸天満宮のお守り(落とし物)を見付けたという学生からソレを受け取って管轄の部署に届けた直後・・・私のリュックサックのベルトが切れてしまいました。そのお守りの紐も外れていたんです・・・。

水曜日, 6月 26, 2019

ZBrushで隙間を空けたパーツ作成(133)

2019年6月20日に行った画像処理テクニック講座133の補足説明です。

形状にフィットしたパーツ作成は色々な方法がありますが。今回は隙間を空けたパーツ草グイについて整理してみました。

ソーストして用意したオブジェクトです。ポリメッシュ3D化しています。

パーツ生成したい部分をZmodelerにてAltキーを押しながら選択します。

※AltキーはMacの場合Optionキー
この時、必ず任意の位置の面を選択しして押し出します。

普通に押し出すとこのような師せょうたいと成り、ベース形状の一部が押し出された状態となります。

ただし、一旦押し出してマウスを離さない状態でControlキーを押すと選択範囲が切り離されて新規生成されます。

※ControlキーはMacの場合Commandキー
処理を確定後に再度選択して今度はそのまま何もキーを併用せずに押し出します。

これで切り離されたパーツが生成できます。

最終的にサブツールにて分離させておくと良いでしょう。色々と応用が効きそうです。

ZBrush 2019

TCDW6253 
ゴジラ系エイリアンの頭部使い回し

随分前にアップしたゴジラ系エイリアン(あの時はそんな名称では無かった)の頭部使い回し(^o^)。気に入ってしまったので、大人になった彼も近日公開予定(^o^)

火曜日, 6月 25, 2019

今年も7月27日大阪DTPの勉強部屋に登壇します

7月27日、大阪DTPの勉強部屋[第33回勉強会]にて、大石十三夫さんと共に登壇することになりました。大阪DTPの勉強部屋は4回目になります。今回もケーキ作って行きますよ〜。詳しくは以下でご確認下さい。

大阪DTPの勉強部屋[第33回勉強会

■DTPにも3Dの新波だ…海津ヨシノリ
DTPの中にも積極的に3Dを展開してみたら面白いかも。ということで、令和という区切りで新しいDTPの波を一緒に構築してしまいましょう。
3Dソフトで簡単なパーツを造形、IllustratorやPhotoshopでマテリアルを作成、あとはDimensionでイメージ展開という三段跳びです。3Dソフトはフリー版も含めれば色々とお手軽かつ高機能なツールが入手可能です。今回は常用しているZBrushやmodoを中心にお話したいと思いますが、Sculptrisなどプロの3D作家も愛用しているフリーのスカルプト系3Dソフトなども紹介したいと思います。今日から3Dです。楽しんで頂ける内容にしたいと思います。

■今こそ、日本語組版の基本的な考え方を…大石十三夫
文字、文字列(字間・字送り)、行(行間・行送り)…とそれぞれの基本的な理解が積み上げられて、段落となり頁が形成されます。
今回は、主に文字と文字列そして行に焦点をあて、ベタ組みの考え方・各種ツメ機能の原理などを文字の仕様を絡めて考え、さらに行長調整の考え方などにも言及して、日本語組版についての理解を深めていただきたいと思います。
当日はInDesignを使用して進めますが、Illusutratorの残念な仕様をも並行して紹介したいと考えていますので、どなたにも「明日から役に立つ」内容になるかと思います。
ご参加お待ちしています。

TCDW6252 
溢れないうちにお仕事下さい

手のひらサイズの手帳にメモをする習慣を始めてから、アイデアがいい感じに増え続けています。溢れないうちにお仕事下さい(^o^)謎汗・・・ですかね〜。

月曜日, 6月 24, 2019

iPhoneで撮影した写真や映像をPCに取り込む

教育機関などで、iPhoneで撮影したビデオ映像や写真を自分のマシン以外のPCでUSBメモリ等に転送したい場合の手順を整理してみました。

まずiPhoneを接続する前にiTuneを起動し、[設定>環境設定]を選びます。

環境設定画面が表示されたら、デバイスを選び[iPod、iPhoneおよびiPadを自動的に同期しない]にチェックをいれます。

ここでiPhoneをPCに接続しますが、ケーブルには2種類あって充電専用のケーブルでつなぐと転送処理は出来ませんので要注意です。なお、上手くいかないときはケーブルの問題と考えた方が良いでしょう。純正ケーブルでも駄目なときがありました。

PCに接続するとiPhoneの起動を要求してきますので起動させます。また、改めてパスワードを要求してきますので指示に従います。

場合によりアップデートを求めてきますが、頻繁に使うので無ければ無視でいいでしょう。また教育機関などではむやみにアップデートは行わない方が賢明です。

一連の処理が完了するとiTune側にiPhoneが表示されます。

ここで、デスクトップにもiPhoneが表示されていることを確認したら、PC>AppleiPhone>Internal Storage>DCIM>100APPLEの順番にフォルダーを開いていけば目的のデータが表示されます。

データが表示されたら、必要に応じてUSBメモリ等にドラッグしてコピーすれば完了です。Windowsの場合はiTuneをインストールしないと処理出来ないのがちょっと面倒ですね。

iPhone 5s
VAIO Duo 13 SVD1321A1J Core i7

2019/06/29加筆

TCDW6251 
日本語の方が語彙は桁違いに豊富

やたらと難しい言葉を連発、しかも英語だったりする人って、自分で本当に意味分かっているのだろうか?と勘ぐってしまうのです。周りには通じていませんね。どう考えても日本語の方が語彙は桁違いに豊富なのに残念〜かな。

日曜日, 6月 23, 2019

ZBrushのローポリデータを滑らか表示(133)

2019年6月20日に行った画像処理テクニック講座133の補足説明です。

ZBrushには練り込んで作り上げたコテコテの高密度ポリゴンデータを自動で綺麗なローポリに作り替えてくれるZリメッシャーがあり、ローポリテータが基本の私はとても重宝しています。普段はそのままmodoでレンダリングをするので気に留めていませんでしたが、ZBrush上でローポリデータを滑らかに表示して最終的なレンダリング状態を確認したい場合に便利な機能を整理してみました。コマンド一発です。

まず[ツール>ジオメトリ>Zリメッシャー]でローポリ化する際に、出来るだけ高密度を保っていたい部分があれば、マスキングを行っておきます。また、ここでは説明用にデータを1つのパーツに合体させています。

左がZリメッシャーでの処理結果。右は処理結果を滑らか表示した状態です。

ローポリデータを滑らかl表示とても簡単で[ツール>ジオメトリ>ダイナミックサブディビジョン]にて[ダイナミック]を選択するだけです。modo のTabキー処理と同様です。

もちろんZBrushCoreでは使えない機能です。なお、[ツール>ジオメトリ>ディバイド]でも滑らかになりますが、これは高密度にデータを変更しているためでローポリ化とは逆の結果になりますので要注意です。

なお、Zリメッシャーの最低値は0.1のようですが、あまり極端な設定をしてしまうと、上図の様に細部が消えてしまったり潰れてしまうので元データの形状は少し大袈裟にしておくとよいかも知れません。

ZBrush 2019