火曜日, 5月 29, 2018

Word
オートコレクト罫線の削除方法と後処理

Wordのオートコレクト機能は便利な反面、かなり面倒臭い部分もあります。例えば罫線処理のオートコレクトは上図のような設定になっています。

希望の罫線にしたい場合は、該当するキーを3個続けて入力してEnterキーを叩けば生成されます。直、ここで言う罫線とは図形で作成する罫線とは異なりテキスト中に埋め込まれる罫線という事に注意して下さい。

上図はオートコレクト機能によりアスタリスクが点線に変換され直後の状態です。ここで注目して欲しいのが左上(状況により右端に出ることもある)に表示されているオートコレクトのオプションボタン。

オートコレクトのオプションボタンをクリックして[元に戻す]を選ぶと元の文字に戻ります。罫線では無くて文字で罫線的な処理をしたいときなどに便利です。

問題はこのオートコレクトのオプションボタンが生成直後しか表示されないという点です。後になってから邪魔なので戻したいという時に大混乱。その場合、罫線の直ぐ上の改行記号を選択し、ホームメニューの[段落>罫線]にて無しを選択すれば綺麗に消えてくれます。ただし、このままの状態でサイドオートコレクトで罫線を作成しようとして任意のキーを入力してEnterキーを叩いても画面に罫線は表示されません。[無し]を設定しているからです。

[無し]を設定し手罫線を消した後は改行キーも削除し、改めて改行キーを入力すれば通常の状態に戻すことが出来ます。ちなみに、罫線を[無し]とせずに、いきなり改行コードを削除しても罫線は消えませんので要注意です。なお、Mac版は何故かオートコレクト罫線の機能が不安定でした。

MS-Word 365 2018