日曜日, 5月 31, 2020

Word_14 
図形処理で地図作成する際の注意点

今回はWordの図形処理で地図を作成してみます。

地図と言っても図形の組合せなので、挿入タグの[図形]で表示される一覧から任意の図形をクリックして作業に入ります。

今回は上の様な地図を作成してみます。

まず道路から作図すると効率的です。その際、四角形を細長くするのではなく、線を太らせるという流れで作図すると後処理が桁違いに楽です。

ザックリと配置したら、それぞれの線を描画ツールタグの[図形の書式](※1)>[図形の枠線]にて適宜調整します。最初の1本を設定し手その複製を作戦(Shift Controlでドラッグ)するか、グループ化して一気に処理が良いでしょう。

※1 macOS版では[図形の書式設定]

部分的に道路の幅を調整したら川を描きます。川は図形ツールの[星とリボン]に[小波]があるので、それを使ってみました。

ここで川の色を調整し、一番上の道路の複製を下に作成してこれを線路とすることにします。

線路は黒にカラーリングを変更し、描画ツールタグの[配置>背面へ移動]にて道路の下に配置します。また、橋の描画は、図形ツールの[基本図形]にある括弧を利用します。括弧は両方で1つのモノが在るので片側だけのものを太らせてから複製を作成し、複製を左右反転させるとそれにしい雰囲気が出せます。

これで道路と川、そして線路と橋が完成しました。

あとは四角形を作成し、右クリックで[テキストを追加]にて任意のテキストを入れて色顔すれば完成です。[至平成]と[至昭和]は塗りと線も無しにしているだけです。また、大学のL字形状は2つのサイズ違いの四角形をグループ化しているだけです。

カラーリング調整が済んだら完成です。適宜グループ化を行いながら処理すると作業が楽です。
なお作図にあたっては、グリッドを設定しているとバランスが掴みやすいです。まず、レイアウトタグの[ページ設定]>[図形の書式設定]にて[文字数と行数]で[グリッド設定]を選びます。
※macOS版ではレイヤータブの[余白]>[ユーザー設定の余白]>[グリッド線]で設定します。

ここで、文字グリッドを表示する間隔にチェクを入れると方眼表示になります。

上は完成後に設定した状態ですが、作図毎に設定した方が初めての場合は作図しやすいと思います。

Word365 2020
Word for Mac 16.59(2022/03/21)
Word for Win 16.0.14931.20128(2022/03/21)
2022/03/21 macOS版対応部分加筆

TCDW6593 
Google Bloggerは古いままでやります

Google Bloggerのインターフェースが変わると言うことで新しいインターフェースで暫く色々やっていたのですが元に戻しました。データをアップする側から見ると改悪ですね。確かに色々な機器に自動対応したのは素晴らしいとは思いますが・・・どうでも事務処理的な部分でイライラするのは良くないですからね〜。

土曜日, 5月 30, 2020

Word_13 
図形処理に慣れると色々な可能性に通じる


Wordの図形はIllustratorほど柔軟性はありませんが、でもかなり強力かも知れません。重要なのは特性を理解することでしょう。基本図形で最低限の機能を整理してみました。

図形を描く場合は挿入タグから[図形]を選びます。既に草久寿できる図形の一覧が表示されるので、必要な図形のアイコンを選択して画面上で矩形を描く様にして描画します。この時shiftキーを併用すると長方形は正方形に、楕円は正円に描画出来ます。

カラー設定についてはテンプレートが用意されていますが、描画ツールタグの[書式]の[図形の塗りつぶし][図形の枠線]で設定します。

ちなみに、注意する点として、デフォルトのブルーの場合、右クリック[テキストの追加]にて入力したテキストの色は白()になっています。白背景で[図形の塗りつぶし]にすると入力した文字が目視出来ませんので、予め文字の色は黒などに設定する癖を付けましょう。
※デフォルト設定色は見た目は黒ですが黒が固定されているわけではありません。

こうして任意の図形にテキストを入れた状態は、ワードアートを設定した状態と同じです。よって描画ツールタグの[書式]で[文字の効果]を設定することが出来ます。ちなみに、文字色は通常のテキストと同様に設定出来ます。

描画した複数の図形はIllustratorの整列のように調整する事が出来ます。複数の図形を選択(※1)し、描画ツールタグの[書式]※2の整列にて調整します。

※1 Wordでの選択はShiftキーを押しながら一つずつ必要があります。PowerPointのようにControl Aによる全選択は使えません。

※2 macOSの場合は[図形の書式]

なお、Wordに限らずOfficeのソフトはグループ化した状態であってもその中の1つを編集したい場合は、グループ解除することなく、調整したい図形をダブルクリックすることで個別編集が可能になります。Wordでの図形処理は適宜グループ化をしながら組み合わせて作り込むという流れで処理すると良いでしょう。

なお、一部の図形にはオプションボタンが付いていて形状や位置関係を変えることが出来ます。

描画ツールタグの[書式]にある[図形の枠線]は自由度だ高いです。リストに無い線幅などの設定はリストの下にある[その他の線]を選択することで、[図形の書式設定]が表示され、詳細な調整が可能となります。

例えば地図を作成したいときの電車の線を作図したい場合、太線を2本作成します。1本作成し、Shftキーとcontrol キーを押しながら移動すると複製が出来ます。一本は太いままで色は黒、もう一本は点線にして色は白で線幅は黒よりも若干細く設定します。これで黒の線を下に配置して両方の線を選択して上下、左右の位置を合わせれば、それらしい線になります。処理直後にグループ化する事を忘れないようにして下さい。

Word365 2020
Word for Mac 16.59(2022/03/21)
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2022/03/21 macOS版対応部分加筆

TCDW6592 
Amazonは在庫有りの翌日発送に切り替わる

今月頭・・・必要な機材がAmazonでは入荷未定であったので、専門店での1ヶ月待ちを選んで発注したら、なんとAmazonは在庫有りの翌日発送に切り替わっていました。ところが、発注した専門店は3ヶ月待ちに・・・恐らく「新規発注の場合は」なのでしょうが、1ヶ月前の発注者である私には未だに何の連絡も無い。もうここでは二度と買い物はしたくない・・・。


金曜日, 5月 29, 2020

Word_12 
ワードアートは面白いけど多用するとダサイかも

はじめのうちはワードアートが面白くて、ついつい使いまくってしまうかも知れませんが、デザイン的にはあまり多用しない方が堅実かもしれません。でも、取り敢えず遊んでみるのは良いことです。

まず調整したいテキストブロックを選択します。本文中でもいいですが、概ねタイトルでしょう。ちなみに本文中の一部分を調整したいときは後述する[文字の効果と体裁]を使った方が賢明です。

処理したいタイトル部分などを選択し、挿入タグの[ワードアート]にて好みのアートサンプルをクリックします。

設定直後に選択したテキストは激変しますが、同時に通常のテキストからテキストブロックに変更されます。そのためレイアウトオプションを設定し手本文テキスト等が回り込まないようにします。通常は作例のように[左右]を選択しておけば安全です。
※macOS版はテキストボックスを選択すると[図形の書式設定]というタブが選択され[整列]>[文字列の折り返し]で調整します。

なお、テキストブック化しているので移動は枠線部分を選択して移動します。センター壱弐スナッブするとガイドが表示されるので分かり易いです。

なお、テキストブロックなので、描画ツールタグの[書式]>[位置]にて自動処理することも出来ます。はじめのうちは自動処理が良いかも知れません。
※macOS版はテキストボックスを選択すると[図形の書式設定]というタブが選択され[整列]>[位置]で調整します。

ちなみに、ワードアート設定後にワードアートに変更したテキストは描画タグの[書式]>[文字の効果]にて様々なエフェクトを設定することが出来ます。

バージョンやOSにより以下のような表記になる場合があります。
[図の書式設定>文字の効果]
[図形の書式>文字の効果]
また設定したエフェクトの一部は微調整の小さなボタンがついているので、エフェクトの効果を調整する事が出来ます。

設定個の書体の変更やテキストボックス自身を、描画タグの[書式]>[文字の効果]にて塗りつぶすことも出来ます。

ちなみに、ワードアートでテキストボックス化させたくない場合は、ホームタグの[文字の効果と体裁]出設定可能です。

ただし、テキストボックス化しているわけではないので、エフェクトを設定することは出来ません。

Word365 2020
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2022/03/21 macOS版対応部分加筆

TCDW6591 
実は昔からやっていたんですよね〜

テレワークは、どの業界にもベストマッチとは言えないのですが、どう考えてもテレワークの方が向いている業界って有りますね。あえて言いませんが、有りますよね。かつては電話やFax、そしてPDFとメール・・・実は昔からやっていたんですよね〜。

木曜日, 5月 28, 2020

Word_11 
箇条書きと段落もルーラ表示で問題解決

文書データ中の段落設定や箇条書きは一定のルールを決めて一気に処理すると効率的です。

まず上の様にTabキーで分けられたデータをサンプルとして用意しました。後述しますが赤枠で囲んだ部分がとも大切です。

最初に箇条書き設定をしてみます。箇条書きしたい部分を全て選択し、ホームタグの[段落]にて[箇条書き]を選択し、好みの箇条書き記号を選択します。

選択すると自動的に記号が行頭に追加されます。手動で入手する場合と扱いが違いますので、個別に選択して変更することは出来ません。

ちなみにルーラーに付いている記号は上の様な意味合いになります。初めのうちはここを手動で調整しない方が良いでしょう。感覚を理解する前に使ってしまうと混乱の元になります。

なお設定した後に調整する場合の一つの例を示します。図は上から・・・
・箇条書きを設定した直後
・左添えTabを追加設定
・左インデントを移動

このようなTabとの関係が強いので、データ作成時に予めTab等を追加しておくと後処理が楽です。

ちなみに、最初に選択して調整したエリア以外を選択するとTabキーはグレーアウトして編集出来なくなりますので要注意です。

次に段落設定を行ってみます。上はサンプルとして改行とTabを予め設定したデータです。

段落番号を追加したい部分を全て選択し、ホームタグの[段落]にて[段落番号]を選択し、好みの段落番号ルールを選択します。

これで完了ですが、後からTabを追加して調整する事も出来ます。考え方として、Tab無しが段落番号1、最初のTabが段落番号2、2つ目のTabが段落番号3になります。上の例で言うと、最初の設定ではTabはどの行も1つだけでしたので、段落番号1と2までしか設定されていませんでしたが、段落番号3を設定したい行で新たにTabを追加することで段落番号3が再設定されます。なお、それぞれの行のルーラー設定はバラバラになっていることにも注意します。図は上から・・・
1行目、2行目、3行目のルーラー設定値の違いを示しています。

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TCDW6590 
昨年からMacとの相性最悪です

1週間ほど前の使い回しではありません(^o^)カラーリングの実験です。しかし、冗談抜きで昨日は長年愛用していたMacのシェアウェアが突然起動しなくなってしまい、もう脱力の塊と化してしましました。本当に昨年からMacとの相性最悪です(>_<)

水曜日, 5月 27, 2020

Word_10 
表作成はTab設定との二人三脚

Wordでの表組みは表を作成してからデータを入力するのではなく、逆にデータを作成してから表に変換するという流れを理解しましょう。

表のセルの区切りはTabで行います。Tab以外の「,」カンマなどでも処理出来ますが、一般的な文集に発生しやすい文字は避けた方が良いでしょう。まず作業の前にスペースとTabの区別を目視するために、ホームタグの[段落]の[編集記号の表示]にチェックを入れます。表示をオフにしたい場合はもう一度ここをクリックします。

Tab区切りでテキストを作成したら、全体を選択して挿入タグの[表]>[表の挿入]にて[文字列を表にする]を選択します。

すると選択した状態をWordが確認して上の様なパレット表示されるので基本的にそのまま[OK]をクリックします。

処理が終わると表を全て選択した状態で、表デザインタグが選択された状態になります。

逆に表を解除したい場合は、表全体を選択してレイアウトタグの[表の解除]を選べば元に戻ります。

ただし、元に戻る際にセルの区切りをどうするか?の線クタを求めてきますが、前記したようにTabが無難です。なお、表を解除すると表の時のタブの位置は残った状態になります。

ところで、上の様にデータが無いイレギュラーの状態ではどんなことが発生するでしょうか?

全体を選択して挿入タグの[表>表の挿入]にて[文字列を表にする]を選択すると行設定はグレーアウトして編集出来ず、そのまま[OK]をクリックすると上の様な状態になってしまいます。

更に、全体を選択して挿入タグの[表]>[表の挿入]にて[文字列を表にする]を選択し、列を本来の設定である[3]に変更しても上の様に狂ってしまいます。

実はデータが1つしかない行の末尾は改行だけなので、このような事が発生します。本来は各行には2つのTabが設定されていますが、1つだけでもTabが入って居ればWordは勘違いせずに本来の状態を生成してくれます。上は1つだけTabを追加した結果です。

Word365 2020
Word for Mac 16.59(2022/03/21)
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