土曜日, 5月 05, 2018

ZBrush Core
MeshLabで無理やりローポリ化計画(その2)

ZBrush Coreはローポリデータを作成したいとき、ダイナメッシュを使う方法もありますが、Zリメッシュツールが無いので、綺麗なローポリに変更出来ません。そこで、色々と可能性を模索してみました。私はZBrushユーザーでもあるので、特に問題は無いのですが、ZBrush Coreだけの状態で可能性を色々と模索していました。今回は[その2]です

まずZBrush Core上で上図のようなポリゴン状態を作成し、OBJ形式で書き出してMeshLabに読み込みます。今回のポイントはMeshLabを使う点です。

上図はMeshLabに読み込んでメッシュ表示とした状態です。

ここで、MeshLabのFilersメニューから[Remeshing. Simplification and Reconstruction]の[Simplification: Quadric Edge Collapse Decimation]を選択します。表示されたメニューからスパナのアイコンのオブジェクトモディファイアー(上図の真ん中の赤枠)を選び、追加(上図の一番下の赤枠)を選択してツールを表示させます。

表示されたパレットの[Target number of faces]の値(このオブジェクトポリゴン数)を39059から3059に変更。あくまでも処理値は適当な数値です。試行錯誤が必要ですね。

上図は変更結果です。三角ポリゴンですが、取り敢えずローポリ化は出来ました。英語版で難解な3D用語の羅列で滅入ってしまいますが、取り敢えず上記の設定でなんとかなりました。他の機能などについては少しずつ実験を繰り返してみたいと思います。

MeshLab VCG-ISTI-CNR