木曜日, 5月 24, 2018

ZBrush Core
回転処理による形状作成の可能性と代用

ZBrushでは、回転処理による形状作成が出来ないと思い込んでいる方が多いようですが、SweepProfile3Dをベースにすることで色々と調整が出来ます。

まず、基本形状を上図のようにSweepProfile3Dに設定します。ここで[ツール/イニシャライズ]にある[Sプロファイル]を選択すると、編集モードになります。

上図は[Sプロファイル]をクリックした直後の編集モードにーの状態です。

あとは回転体の基本形状の編集と、各パラメーターにより、かなり思い切った形状が簡単に作成出来ます。

ノイズを加えるという発想が面白いです。

ところで、とっても直感的な処理が可能なのですが、正確な作り込みは苦手のようです。こんな時は、Fusion 360やStrata Design 3D CX等で基本形状を回転させて生成した形状をOBJ形式で書き出してZBrushに読み込むと良いでしょう。上図はIllustratorで作成した形状をStrata Design 3D CXに読み込んだ状態です。

Strata Design 3D CX上で回転処理による形状作成直後の状態です。これをOBJ形式で書き出します。

書き出されたOBJ形式のデータをZBrushに読み込めば完了です。なお、この処理はZBrush Coreでも可能です。

ZBrush 2018
ZBrush Core
Strata Design 3D CX