質問がありましたので、2023/10/23にアップした「Illustratorの3D機能で地球を作成」の保続です。
今回もIllustratorの3D機能で地球を作成してみます。
最初に地図を用意します。ここでは所有している地図ツールで作成したモノ(Illustratorのパスデータ)を利用します。地図を用意したらシンボル登録しておきます。
基本図形は任意の色(ここではライトグレー)で塗りつぶしだけの半円を選択し・・・
左:[効果]>[3Dとマテリアル]>[3D(クラシック)][回転体(クラシック)]を実行
右:[効果]>[3Dとマテリアル]>[回転体]を実行
シンボル登録した世界地図をマッピングします。上図はそれぞれデフォルトの[オフアクシス法−前面]での表示です。
[効果]>[3Dとマテリアル]>[回転体]での設定ではマッピングは単なるデカール処理(※)になってしまいます。
※シールを貼る様な展開。
しかし従来の[効果]>[3Dとマテリアル]>[3D(クラシック)][回転体(クラシック)]では展開図に対してマッピングが行えるので・・・
シンボルから選んだ世界地図のサイズを展開図に合わせて調整が出来ます。
しかし、マッピング後に視点の変更すると粗が出てしまします。上図は[オフアクシス法−前面]から[オフアクシス法−左面]に変更した状態です。新しい3DはIllustratorだけの環境ではこのように裏側が残念な結果になります。裏も正確にマッピングしたい場合は「3D(クラシック)」の回転を利用した方が賢明です。恐らく(未確認)別途Substance 3D Painterを導入する必要がありそうです。