Illustratorで描画モードとグループ化の関係で少し面白い事を発見したので整理してみました。
処理はGRBモードで行っています。まず、下に配置する特色のチントデータ(濃い部分から100%、75%、50%、25%)を作成します。
続けて上に配置する特色のチントデータ(濃い部分から100%、75%、50%、25%)を作成します。
グループ化して描画モードを[差の絶対値]とした状態。
ここでグループを解除すると描画モードは[通常]に戻ってしまいます。
グループ解除した状態で描画モードを[差の絶対値]としてからグループ化します。イメージはグループ化して描画モードを[差の絶対値]にした時と同様ですが、描画モードは[通常]に戻ってしまいます。イメージは[差の絶対値]なので、なんとも不思議な状態です。
ここで描画モードを[差の絶対値]にすると、不思議なカラーリングに変化します。このままグループ解除すると通常の[差の絶対値]とした状態と同じになります。描画モードも[差の絶対値]のままです。なんだか狐につままれたような感じデス。ちなみに特色では無くてプロセスカラーでも結果は同様です。
Illustrator CC2018