Photoshopでレイヤーの描画モードを乗算などにしてシャドウ処理をしたような画像をIllustratorに配置する場合、読み込み時の設定に注意が必要です。
上図のは、冒頭の画像のレイヤーの状態です。真ん中のレイヤーは書道処理で描画モードを[乗算]として処理しています。
完成したところでIllustratorに配置するために、一番下のレイヤーをオフとしてPhotoshop形式で書き出します。
上図はIllustratorで用意した新しい背景イメージです。
Illustrator上で新しい背景に書き出したPhotoshopのデータをストレートに配置してしまうと、シャドウ処理したレイヤーの白い部分が残ってしまい、合成としては失敗に終わってしまいます。
そこで配置の時に読み込みのオプションを選択します。
読み込みのオプションを選択すめと上図のように元データのけいやーの取り込み時の処理を選択出来るようになります。ここでは「レイヤーをオブジェクトに変換」を選択します。
これでイメージしたように白い部分は透明と哉、新しい背景との合成が可能となります。
Photoshop CC 2017
Illustrator CC 2017