Photoshopで写真をイラスト化する1つの考え方を整理してみました。
用意した写真です。4000×3000pixelの画像で処理を行っています。なお、各フィルター類の設定値はあくまでも1つの例であり、基本的に画像の状態により変化します。
元画像の複製を作成し、スマートオブジェクトに変換してからフィルターメニューの[CameraRaw]にて上のような設定を行い、全体的にコントラストを抑えます。
CameraRawの処理結果
続けてイメージメニューの[ポスタリゼーション]を実行します。
加算されたポスタリゼーションの処理結果
続けてフィルタメニューの[ぼかし]>[ぼかし(表面)]を実行します。
加算されたぼかし(表面)の処理結果
続けてフィルタメニューの[表現手法]>[油彩]を実行します。
加算された油彩の処理結果
最後にフィルタメニューの[フィルターギャラリー]>[エッジのポスタリゼーション]を実行します。
加算されたエッジのポスタリゼーションの処理結果を完成としました。スマートオブジェクトで処理しているので、後からそれぞれの設定を調整できるのがポイントです。
完成時のレイヤーの状態です。一番下の背景レイヤーは保険としての元画像
Photoshop 22.3.0