Illustratorで作成したデータをCCライブラリーに格納してDimensionなどで活用したいとき、場合により黒い縁取りが必要な場合があります。シンボルマークやイラストなどで。そんな場合は背景が白だと都合が悪いので任意の色を設定したいのですが、Illustratorにはその機能がありません。表示メニューの[透明グリッドを表示]にて背景をライトグレーの市松模様にすれば目視可能ですが、個人的にあの表示が嫌いなので、今回はアクションに登録してみました。
流れとしては、新規ファイルを作成し、任意の色で塗りつぶした同じサイズの矩形を配置という感じでいいわけです。
・サイズなどを指定して新規ファイルを作成
ここではA4サイズとしました。
・カラーパレットをグレースケールに
線を無し、塗りを10〜20%のグレーに設定
・A4の矩形を作成。
一旦Control Xでカット
続けてControl Vでペーストされます。
・最後に作成した矩形をControl 2でロック
・新規レイヤーを作成
※Macの場合はControlの部分をCommandに
ただし、ショートカットで新規レイヤーを作成するのではなく、レイヤーパレットのオプションで[新規レイヤー]を選択し、表示されるオプションパレットで[OK]をクリックして作成しないと自動的な処理にはなりません。
Illustrator CC 2019