木曜日, 3月 14, 2019

ZBrush 2019の新機能
(3)賢くなったZリメッシャー

ZBrush 2019がリリースされました。相変わらず無償アップテートなのには頭が下がります。恐らく近々にはZBrush Core 2019もリリースされるでしょう。いうこで数回にわたって集中的にッコ砂得2019の新機能を整理してみたいと思います。ということで今回は賢くなったZリメッシャー機能。

ますソースデータとしてZSphereで作成し多キャラクターをポリメッシュ3D化した直後のデータをソーストしています。

ZBrush 2019からZリメッシャーはかなり賢くなりました。ジュライの2018以前の設定も有効です。なによりグループ保持機能と組み合わせると・・・

2019処理
2019処理 + グループ保持
2018処理
2018処理 + グループ保持

と4パターンを選ぶことが出来ます。

まず[2018処理]での結果。

続けて[2019処理]での結果。私のようなローポリデータだと大きな違いは出ませんが、細部はかなり改善されていることが解ります。

続けて今回の目玉である[2019処理 + グループ保持]の結果。グループ化が保持されています。

実は[2019処理 + グループ保持]はブーリアン処理に威力を発揮します。ということで、ローポリ化したデータ(目玉も同一グループ)にブーリアンで穴を開け、確定したものをソースとしました。

上図はブーリアンを確定した直後の状態です。パーツが重なった部分ね削れた部分のエッジが汚くなっています。

[2018処理 ]の結果。

[2019処理 ]の結果。穴のエッジ部分が[2018処理 ]よりも汚くなっているのは謎です。

[2019処理 + グループ保持]の結果。穴の部分は綺麗な処理に変更されています。ただし、目玉は色だけが確認出来る状態になりました。この特性を理解してモデリングすれば良いことなので、新機能を楽しみたいと思います。

ZBrush 2019