Adobe Capture CCの使い勝手についての続編です。前回(※)指摘した生々しいソースのイメージを払拭猿方法を整理してみました。あくまでも一つの考え方で、パラメーターは素材により調整する必要があります。
まず室内にある適当なモノを寄せ集めて素材としました。
上図は、素材をAddobe Capture CCでパターン化したものです。
上図は完成したデータを実際にパターン展開したモノです。細部がマナマナ強い写真として認識手来てしまいます。もちろん小さく扱う場合は問題無いと思いますが・・・。
作例では1024ピクセル四方のソース画像を元に1000ピクセル四方にリサイズ説明しています。最初に写真の生々しさを消すために、フィルタメニュー[ノイズ>ダスト&スクラッチ]を半径10ピクセル程度でデフォルメしてみました。
上図は[ノイズ>ダスト&スクラッチ]の処理結果です。
[ノイズ>ダスト&スクラッチ]の処理結果のレイヤーの複製を作成し、フィルタメニュー[表現手法>輪郭検出]を実行します。
[表現手法>輪郭検出]結果の描画モードを乗算として[ノイズ>ダスト&スクラッチ]の処理結果に重ねてパターン登録します。
上図は[表現手法>輪郭検出]と[ノイズ>ダスト&スクラッチ]の合成結果によるパターン展開結果です。
更に図案化したい場合は、フィルタメニュー[ピクセレート>モザイク]も面白いです。ファイルサイズを1000ピクセル四方にしているので、整数しか指定できないモザイク処理に真価を発揮します。
上図は[ピクセレート>モザイク]による処理結果です。
上図は[ピクセレート>モザイク]による処理結果をパターン展開結果です。ソース画像によりパラメーターを調整する必要はありますが、これで生々しい写真のイメージは払拭できます。
Photoshop CC 2019