月曜日, 3月 11, 2019

Illustrator
塗りつぶしエリアは太い線をアウトライン化

Illustratorでラフなイラストを描くときの塗りつぶしエリアは太い線をアウトライン化して作ると効率的かもしれません。

まずブラシツールでザックリとした輪郭を作成します。ザックリですが、これでフィニッシュ状態にします。

次に輪郭を適当な伊に変更してからロックし、下に新たなレイヤーを作成し、太めのフラシ設定でラフにトレースします。あくまでもラフにトレースすることがポイントです。決して正確に処理してはダメです。

ラフにトレースした結果です。トレースは個々のパーツ毎にクローブ名形状を意識して描くと良いです。

最終的に個々のハーツをクローズに調整します。

続けて、オブジェクトメニュー[アピアランス分割]にてアウトライン化させます。

続けて個々のパーツ毎にパスファインダーの合体を実行します。これで双極の状態になります。

続けて個々のパーツの複合パスを解除してから内側の線を削除します。これでベタ塗りのパーツが完成します。

ここで、個々のパーツ対してブラシツールのプロファイルから上図の設定を指定します。

プロファイルを設定した状態です。

後は個々のパーツの塗りと線に同じ色を設定すれば塗りの部分は完成です。

最初に描いた輪郭部分を重ねた状態です。

もし個々のパーツにプロファイルの抑揚を設定しないと上図の様にアクセントが得られません。

最終的に上野輪郭線に対しても抑揚を加えると上図の様なイメージになります。なお、冒頭のイメージは塗りの部分にグラデーションを設定しています。

Illustrator CC 2018