page2019でのセッションの補足です。会場で説明した件の整理です。参考にして下さい。ポイントは調整レイヤーをあら探しフィルタとして使う点にあります。ということで上図の様な写真を用意しました。背景に光源の映り込みが発生していますので、それを消し取りたいわけです。
まずレイヤーの複製を2つ作成(一番下は万が一のための保険)し、一番上は選択範囲メニューの[被写体を選択]にて自動選択したエリアでレイヤーマスクを作成しています。
あとはコンテンツに応じた移動ツールや、各種修復ブラシで下のレイヤーを調整します。
綺麗に仕上がった?状態です。
ここで調整レイヤーであら探しをします。まず[色相・彩度]にて任意の色に調整します。
作例のようにブルー系がよいでしょう。これでレタッチ処理のアラが発見しやすくなります。
あとは調整レイヤーはそのままで、上図の様にレタッチしたいレイヤーに移動して、そのままレタッチを行う事が出来ます。調整レイヤーは処理に干渉しますので、とっても重宝します。
作例は Photoshop CC 2018で行っていますが、[被写体を選択]なとの処理を含めて2019の方が賢いので、2019での作業をお薦めします。