金曜日, 11月 27, 2020

modoの基本37 
数値指定だけのプロシージャルモデリング

modoには数値指定だけで作り込むプロシージャルモデリングという機能があります。この中のrockという石のデータが面白いです。

アイテムリストをクリックして[プロシージャル]から[Rock]を選択します。

すると画面にいい感じの石が表示されます。

ここで[レベル1ディスプレースメント]を[有効]とします。

これで編集可能なカーブに合わせて形状が変化します。[ディスプレースメント]はレベル1〜レベル3まであります。

ノイズタイプを[Noise]から[Cellular]に変更すると、更にイメージが変わります。かなり楽しいです。

同様にして、アイテムリストをクリックして[プロシージャル]から[Sphere]を選択します。

球体が表示されます。

解像度の値を[1]とした結果

解像度の値を[2]とした結果

解像度の値を[3]とした結果

プロシージャルモデリングは色々小細工が効くので面白いのですが、通常のメッシュとは構造が異なります。通常のメッシュに変換したい場合は、リストからプロシージャルモデリングを右クリックして表示されるメニューから[タイプの変更]>[Mesh]で変更する事が出来ます。

ただし、こうしてMeshに変更した直後は[Tab]キーによるサブディビジョンへ変換が出来ません。アラートが表示されてしまいます。

サブディビジョンへ変換したい場合は、形状メニューの[メッシュクリーンアップ]を選びます。

調整項目を選択出来ますが、取り敢えずデフォルトの全部チェックで問題無いでしょう。

処理状態を表示して完了です。

これでサブディビジョンへ変換可能となります。通常の球体とは違う面構成なので不思議な形状になります。

ここでふざけ半分に形状メニューの自動トポロジを実行したら、非シンメトリーの不思議な多面体が出来ました。

modo 14.0v1