フィルムカメラ時代は多重露光で同一人物が二人写っている写真を撮影するのにかな苦労しましたが、デジタルカメラならPhotoshopと割り切った方が確実ですね。もちろん多重露光機能のあるカメラもありますが、重なっている合成の場合はPhotoshopには適いませんから・・・。もっとも写真という意味ではチートですね。
まず三脚でカメラをしっかりと固定します。また露出はマニュアルで光源の変化に影響しないようにします。
ということでベースとなる画像としてキャラクターを右端に配置して撮影しました。これをAカットとします。
続けてBカット。
最後にCカットです。
Bカットをレイヤーマスクでマスキングします。
あとはAカットの上に配置するだけです。
もちろんAにBを合成する場合は多重露光機能でも問題無いと思います。
問題はCカット。取り敢えずAカットとの合成だけを考えてマスキングします。
Aカットトの合成はBカットの時と同様にそれほど苦労しません。問題は全ての合成です。
最初のマスクで合成するとBカットとCカットのキャラクターが重なってしまいます。そこで、Bカットのマスクを丁寧に調整します。
BカットトCカットがうまく合成できたら、もう完成の同様です。
そのままAカットに重ねれば完成です。正確にはそれぞれのカットのシャドウの部分が異なるのですが、ソレを不自然にならないように調整するだけです。この処理はPhotoshopの合成練習にもなるのでお薦めです。
Photoshop CC 2021
Panasonic LUMIX DMC-GF2
LUMIX G VARIO 14-42mm F3.5-5.6 ASPH