modoには数値指定だけで作り込むプロシージャルモデリングという機能があります。この中のrockという石のデータが面白いです。
アイテムリストをクリックして[プロシージャル]から[Rock]を選択します。
すると画面にいい感じの石が表示されます。
ここで[レベル1ディスプレースメント]を[有効]とします。
これで編集可能なカーブに合わせて形状が変化します。[ディスプレースメント]はレベル1〜レベル3まであります。
ノイズタイプを[Noise]から[Cellular]に変更すると、更にイメージが変わります。かなり楽しいです。
同様にして、アイテムリストをクリックして[プロシージャル]から[Sphere]を選択します。
球体が表示されます。
解像度の値を[1]とした結果
解像度の値を[2]とした結果
解像度の値を[3]とした結果
プロシージャルモデリングは色々小細工が効くので面白いのですが、通常のメッシュとは構造が異なります。通常のメッシュに変換したい場合は、リストからプロシージャルモデリングを右クリックして表示されるメニューから[タイプの変更]>[Mesh]で変更する事が出来ます。
ただし、こうしてMeshに変更した直後は[Tab]キーによるサブディビジョンへ変換が出来ません。アラートが表示されてしまいます。
サブディビジョンへ変換したい場合は、形状メニューの[メッシュクリーンアップ]を選びます。
調整項目を選択出来ますが、取り敢えずデフォルトの全部チェックで問題無いでしょう。
処理状態を表示して完了です。
これでサブディビジョンへ変換可能となります。通常の球体とは違う面構成なので不思議な形状になります。
ここでふざけ半分に形状メニューの自動トポロジを実行したら、非シンメトリーの不思議な多面体が出来ました。
modo 14.0v1