ZBrushでAlpha Dataを自作すると面白いです。まずPhotoshopなどで上図のようなイラストを作成してみました。画像のサイズは500ピクセル四方ぐらいで問題無いです。ベースはIllustratorで作成し、モノクロ化してからPhotoshopに読み込み、フィルタメニューの[ぼかし>ぼかし(ガウス)]にて輪郭をぼかしてから全体を反転しています。ちなみに上図はぼかしが足りませんでした。
あとはZBrush側でAlpha Offのボタンをクリックして表示される一覧メニューの下部にある[インポートボタン]で先ほど作成した画像を指定するだけです。なお、Photoshopで作成した画像の保存形式はpsd、jpg、bmpのどれでも大丈夫です。
なお、Alpha Dataを使用する前に、ツールメニューのレイヤーを活用すると凸凹を反転させることが出来ます。上図はレイヤーの状態で、左端から[未設定][登録&読み込み][読み込み解除][スライダーをマイナス]となっています。
ブラシをStanderd、ストロークをDragRectに変更し、レイヤーで[登録&読み込み]を実行してから任意の形状でプレス&ドラッグするとスタンプのように作成したイメージが浮き出てきます。作例ではDynamesh128としていますが、256メッシュぐらい在った方が良いでしょう。描画が済んだら、レイヤーでRecアイコンをクリックして目のアイコンに変更することで[読み込み解除]となります。
あとは、レイヤーのスライダーをマイナスに似移動させるだけで浮き出たイメージは凹んだ状態になります。なかなか面白いです。
ZBrush CoreではAlpha Dataの読み込み機能が無いので出来ません。
ZBrush 4R8