水曜日, 6月 06, 2018

モデリングはダイナメッシュとディバイドの反復

ZBrush Coreで始めてスカルプト処理に触れる方は、意外とモデリングで苦労するのではないでしょうか。ザックリ作って細部の作り込み〜がベストなのですが、ゴボゴボになってしまって困惑する方も・・・でも大丈夫です。

例えば上図のようになんとなくガタガタになってしまった場合、通常はshiftキーで滑らかツールに切り替えて調整しますが、そこでサジ加減に失敗すると、やり過ぎてしまったりします。

まず、調整したいオブジェクトをダイナメッシュにて粗い状態に強制変更します。上図は64の状態。

上図は32の状態です。ここまで粗くすると細部はかなり滑らかになります。もちろん全体的に甘くなってしまいますが、それが逆に気分をリラックスさせてくれます。

必要に応じてディバイドで細かくしながら細部作り込みます。上図はダイナメッシュ32の状態でディバイドにて細かく設定した状態です。最終的にポリメッシュの3D化などでメッシュの状態を確定し、再度必要に応じてダイナメッシュ調整すれば、なんとなく形になっていきます。慣れていないうちは、この乱暴なやり方をお薦めします。

ZBrush Core