Illustratorの消しゴムツールの無駄知識です。まず普通に消しゴムツールを通のではなく、ブラシサイズを0ptにしてしまうのです。そうです。不思議なことに消しゴムツールは何故か?ブラシサイズを0ptに設定出来ます。
消しゴムツールの設定は上図のようにブラシサイズを0ptに設定します。
実験用に用意したデータの上を上図の赤ラインのように0pt設定した消しゴムを走らせます。
処理結果で分断されたパーツに別のカラーリングを設定してみました。これだけならナイフツールと同じ結果ですが・・・実はちょっと違います。
上図は0ptに設定した消しゴムツールの処理結果をアウトライン表示した状態です。かなり拡大しないと解らないのですが、隙間が空いています。しかも、その隙間は一定ではありません。つまり完全に0ptではないわけですが、ラフな処理でズレが発生するのがちょっと面白いです。
少し整理すると極端に上図のような設定をして消しゴムツールを走らせると・・・
上下のパーツは切り離されません。他に、どんなときに使うのか?となると、ラフな塗りつぶしや分割など、どちらかというとイラスト的な使い方がありそうですが、ちょっとイロイロ模索してみたいと思います。
Illustrator CC 2017