土曜日, 6月 16, 2018

Illustrator
合成フォントで約物だけを変則設定

テキスト処理で面倒なのが約物などの扱いですが、とりわけ疑問符や感嘆符は一般文字よりも小さいのでインパクトに欠けてしまうたけ、いつも手動で調整していましたが、合成フォントで対処出来るのを忘れていて大騒ぎ。ということで整理してみます。上図の上はデフォルトで疑問符や感嘆符は半角文字、上図の中はデフォルトで疑問符や感嘆符は全角文字、上図の下はデフォルトで疑問符や感嘆符は合成フォント設定で130%拡大です。

上図は合成フォントの設定完了時の状態です。ポイントは一番下の「感嘆符」の部分です。

感嘆符の部分は合成フォントの特例文字で設定したセット名です。セット名を設定したら特系文字を入力するだけです。ここで入力した文字が感嘆符というセット名での調整サイズとなります。もちろん異なる書体を設定することが出来ますので、ファミリーの多い文字であれば拡大した分だけウエイトを下げるといった小技も有効に活用できます。ちなみにHGP創英角ポップ体の場合は全角文字の方が角度があるのでインパクトは絶大です。合成フォントでは角度調整ができませんので、適当なイタリックの欧文を指定するのも作戦ですね。