木曜日, 6月 21, 2018

ZBrush 
SVGデータの押し出しは、ベベル調整しテキスト3Dで

ZBrushで押し出しによる形状作成を整理してみました。これも回転処理と同様に出来ない?と思われていますが、ちょっと面白い方法で可能だと気が付きました。

まずPolyMesh 3Dを表示します。デフォルト設定のDynameshから切り替えると良いでしょう。

次にZプラグインから[テキスト3D]を選び、適当な文字を入力・表示させます。

入力直後は上図のようにPolyMesh 3Dと重なっていますので、サブツールにてPolyMesh 3Dだけを削除します。

PolyMesh 3Dを削除した状態

ここでIllustratorを起動し、200pixel四方のファイルに対して任意のイメージを作成し、SVG形式で書き出しておきます。

あとはZBrushで[テキスト3D]の[SVG編集]ボタンをクリックしてIllustratorで作成したSVGファイルを指定すれば上図のように文字がSVGデータに置き換わります。

置き換わったデータは[テキスト3D]のパラメーターで押し出し値やベベル値を目視して調整する事も可能です。ポイントは仮の文字で押し出しやベベルを調整してSVGファイルを読み込むという点。設定値に自動的に置き換わります。最終的に解像度でカクカク部分を滑らかにしています。なお、この処理はZBrushCoreでは出来ません。

ZBrush 2018

※2019/07/07(追加情報)
ZBrushCore2018からも対応されていますが、SVGファイルのある場所(階層)は全て英数字である必要があります。日本語名が入って居ると正しく処理出来ません。

※2019/10/14(追加情報)
ZBrushでSVGデータをベベル調整してテキスト3Dの謎