火曜日, 6月 08, 2021

Microsoft365のweb版とダウンロード版の見分け方

質問がありましたので・・・
初めて使い始めるユーザーにとって、Microsoft365のweb版とダウンロード版の見分け方が分からないということで画面の違いを比較してみました。

web版は無料で使えますが、ダウンロード版は有料です。

まず、このブラウザーのページから起動するのはweb版です。

web版Wordの起動直後の状態。なぜか「=rand()」で英文になりました。
■web版Wordで出来ないこと
・図形の編集・移動・サイズ変更
・テキスト ボックスの編集・移動・サイズ変更
・レイアウト表示は「印刷」のみ
・テーマの配色・差し込みの変更
・パスワード付きファイルの閲覧
・リンク先の変更
・マクロの実行

 Windowsのダウンロード版Wordの起動直後の状態。


macOSのダウンロード版Wordの起動直後の状態。

web版Excelの起動直後の状態。
■web版Excelで出来ないこと
・パスワード付きファイルの閲覧
・条件付き書式の設定変更
・データの入力規則設定
・レイアウト表示は「印刷」のみ
・マクロの実行

 Windowsのダウンロード版Excelの起動直後の状態。


macOSのダウンロード版Excelの起動直後の状態。

web版のPowerPointの起動直後の状態。
■web版PowerPointで出来ないこと
・オーディオデータの追加
・フッター、ヘッダー、日付/時刻、段落番号の編集
・スライドマスターの編集
・グラフの追加
・上付き/下付き文字の使用
・スライドショーで自動プレゼンテーション、発表者ビューなどは不可」
・マクロの実行

Windowsのダウンロード版PowerPointの起動直後の状態。

macOSのダウンロード版PowerPointの起動直後の状態。

web版は無料で魅力的ですが機能制限があります。またどちらのMicrosoft365もデフォルトのデータ保存先はOneDriveとなっていますので、混乱している人はデータ作成と保存までの流れを再考すると良いでしょう。

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