木曜日, 5月 13, 2021

Word_19 
上書きモードと挿入モードに要注意

Wordでテキスト入力しているときに、突然文字が入力出来なくなるときがあります。これは、無意識に切替のショートカットキーを叩いてしまうなどして上書きモードになってしまうからです。そもそも上書きモードは何のためにあるのかよく分かりません。タイプライターの名残かもしれません。PC環境では必要ないですね。

上から・・・
・元の住所
・上書きモードで「東京都」を入力
・挿入きモードで「東京都」を入力

状況としては、「弥生区縄文1-2-3」に対して「東京都」と冒頭に追加したい場合、上書きモードだと「東京都縄文1-2-3」のように「弥生区」が「東京都」に置き換わってしまいます。

おかしいと感じたら・・・
Windowsの場合は、ファイルメニューのオプションにて[詳細設定]を選び以下のように設定します。

□上書きモードの切り替えにInsキーを使用する
↑チェックを入れる

□上書きモードで入力する
↑チェックを外す

または、作業中にファイル表示の一番下のバーの何も内部分を右クリックして表示されるメニューで切り替えます。ただし[Insert]キーとの連動であることに注意。

レ 上書き入力 挿入モード → 挿入モード
  上書き入力 挿入モード → 挿入モード

レ 上書き入力 上書モード → 上書きモード
  上書き入力 上書モード → 上書きモード

もっとも[Insert]キーとの連動ではなく、ここで[上書き入力]にチェックを入れると下のバーに[上書きモード]と表示されるので、そこをクリックすると[挿入モード]という具合に変更できます。

macOSの場合は、ファインダーメニューの[Word]>[環境設定]から[編集]を選びます。

ここで、
□入力するときに既存文字列を書き換える(上書きモード)
↑チェックを外す



または、作業中にファイル表示の一番下のバーの何も内部分を右クリックして表示されるメニューで切り替えます。ここで[上書き入力]にチェックを入れると下のバーに[上書きモード]と表示されるので、そこをクリックすると[挿入モード]という具合に変更できます。

Word365 2020
Word for Mac 16.59(2022/03/21)
Word for Win 16.0.14931.20128(2022/03/21)
2022/03/21 macOS版対応部分加筆