木曜日, 10月 29, 2020

ZBrushのトランスフォームとベントカーブは最強

ZBrushといえば、ZSphere(Zスフィア)でのモデリングがポピュラー?ですが、通常のポリゴンを粘土のように調整する事も出来ます。

まず適当な形状を設定します。続けて、移動[W]、回転[E]、拡大縮小[R]のどれかを起動します。ギズモツールです。ギズモツールを表示したら左上の歯車のアイコンをクリックします。

クリックすると表示されるトランスフォームタイプから[Cylinder 3D]を選択します。もちん他のシェイプでも大丈夫です。

調整しやすいようにギズモツールで角度調整をします。続けてベンドカーブを選択します。上の右半分は既にベンドカーブを選択した状態です。

ベンドカーブは無印のZBrushでしか選べません。

ZBrushCoreでは選択出来ません。また、ZBrushCore miniにはギズモツールがありません。

ベンドカーブを選ぶと図のように幾つかの円錐が表示されます。このうち、ブルーの円錐を摘まんで上下することで、処理する方向を切り替えることが出来ます。赤、緑、青、小さく見えるオレンジ色のポイントが処理ポイントになります。オレンジ色の円錐を摘まんで上下することでポイントの数を調整できます。

ここでは3点とし、中心点のポイントを摘まんで移動させてみました。綺麗なカーブの完成です。

ベース状を少し伸ばして、端のポイントを摘まんで縮小してみます。

徒然な感じにつぼんだ状態になりました。ちなみに元形状[Cylinder 3D]の特性を生かしてには穴を開けています。似た様に見える[Poly Cylinder]てせは穴開けは出来ません。

このまま真ん中のポイントを移動させるとホルンのような形状になりました。

もちろん回転ツールでネジることも出来ます。

また一度変形してからギズモツールの表示を[Q]などでオフとしてから[ベントカーブ]を再設定することも出来るのでかなりデリケートな形状変化も簡単に行うことができます。

ZBrush 2021.1.2