オブジェクトを回転・拡大縮小・移動させるとき、基点を指定できると作業効率がアップしますが、modoにも便利な[Y]指定があります。
まずアイテム選択した任意のシェイプを[E]キーで回転ツールを表示して回転させますが、ツールの中心点で処理されるため、正確な処理をしたいときは続けて[Y]キーを押します。
[Y]キーを押すと長針部分に水色のマークがひょうじされます。この状態で回転の中心としたい部分をクリックすればそこを中心に回転します。拡大縮小ツールなども同様です。
ただし、アイテム選択している場合はクリックした天下回転の軌跡となるので中心点とは成りません。
しかし、エッジ選択の場合はクリックした位置が回転の中心となります。
ポリゴン選択もクリックした位置が回転の中心となります。頂点選択も同様です。
整理するとこのような結果になります。アイテム選択のみがAの状況になります。それ以外の頂点・エッジ・ポリゴン選択の場合はBの状況になります。求める処理で使い分けると便利です。ちなみに選択関連のショートカットキーは以下の数字キーです。
[1]頂点
[2]エッジ
[3]ポリゴン
[4]マテリアル
[5]アイテム
ところで、図のように「コ」の字型にエッジを選択し、エッジコマンドの[分割]を実行すると、以下の様なパレットが表示されます。
[間隔]はデフォルトの[0mm]のままで[OK]します。ちなみに0以外の値を入れると面白い結果になります。
その部分に切り込みが入り、回転処理で蓋が開いたような結果になります。
もし切り込みを入れていないと形状が変形します。正確な処理化できると可能性が広がりますね。
modo 14.0v1