日曜日, 10月 11, 2020

modoの基本32 
自動リトポロジを色々便利に使い倒す

ポリゴンが細かすぎたり不均一になった時は[自動リトポロジ]が便利なのですが、今回は無料版のZBrushCore miniで作成したOBJデータを読み込んで調整してみました。なお、ZBrushCore miniで作成したデータは仕事には使えません。

ZBrushCore mini

ZBrushCore miniやSculpTrisで、グリグリと粘土細工で形状を作成します。

ZBrushCore miniやSculpTrisにあるSculptris Pro機能でメッシュ状態に落差を付けたままのデータを作成したので、ポリフレーム表示で確認すると、ポリゴン密度はこんな感じに成りました。これを3Dプリント形式の書き出しにてOBJ形式を選んで書き出します。

書き出したデータをmodoで開いた状態です。このポリゴンを整理します。この時点でのポリゴン数は[46294]

形状メニューの[自動リトポロジ]にて上の設定設定を実行してみました。[相対ポリゴンのターゲット数]は処理結果に大きくエス今日しますので色々テストをしておくと良いでしょう。ちなみにデフォルトは33%になっています。[新規メッシュ]チェックを入れておくと元データは無傷で残ります。

上が処理結果です。なお、元データがサブディビジョンに変換されていても、処理結果ではオフになるので、Tabキーにて表示をサブディビジョンに変換しています。ポリゴン数は[10232]になりました。

上は[相対ポリゴンのターゲット数]を5%にした結果です。ポリゴン数は[1546]になりました。ScrupTris等で作成したデータも色々調整できますね。

ScrupTris