月曜日, 3月 06, 2023

Blender Study Notes 03 
面、辺、頂点の小細工は色々楽しい

面、辺、頂点の小細工調整は何かと色々と楽しいです。

Blender

この連載は以下を参照してください。

今回はデフォルトの立方体で説明します。編集モードに切り替えると左端に上の様なツール(※)が表示されます。このうち[押し出し(領域)][面を差し込む][ベベル][ループカット][ナイフ]の5つの使い方です。なお、角アイコンの右下に三角マークのあるものは更に面白い使い方ができるのですが、それは後日整理します。

※実際には一列表示

デフォルトの立方体を編集モードに切り替えます。

次に面選択モードを選び、調整したい面を選択してから、[面を差し込む]を選ぶと選択面に黄色の輪が表示されるので、その輪をつまんでサイズ調整します。あまり拡大表示しているとうまく調整出来ないので要注意。

そのまま[押し出し(領域)]を選ぶと円は白くなり黄色のマチ針のようなサインが表示されるので、この黄色の中心が(+)の丸をつまむと引き延ばすことができます。

ここで選択を解除して[ループカット]をせんたくしてオブジェクトのうえにカーソルを近づけると、面の中心位置を表示するので、そのまま左マウスクリックと右マウスクリックを続けると面の中心位置にセグメントが生成されます。

面の中心位置を表示させてから、そのまま左マウスクリックだけをクリックすると位置を調整することができます。また、常に面の中心の選択するので細かい作り込みの可能です。

なお、このときに右クリックで表示されるメニューの[細分化]を選ぶと均等に自動分割します。
上は[細分化]回数とその処理結果です。

次に頂点、辺(セグメント)、面を削除したい場合は・・・

該当部分を選択後に右クリックでそれぞれの[溶解]を選びます。上は左から頂点を選択したときのメニュー、辺(セグメント)を選択したときのメニュー、面を選択したときのメニューです。


なお、どの選択状態でもDelキーで上のメニューが表示されます。

逆に辺(セグメント)を追加したい場合は[ナイフ]に切り替え、生成したい部分をなぞるか、クリックで繋げるようにして追加します。

もちろんナイフのように処理することも可能です。この場合、確定前であれば追加部分の線の位置は調整可能です。

次にベベル処理です。任意に辺を選択し、[ベベル]に切り替えて表示される虫ピンの様なシンボルの黄色の丸をつまむとベベルを追加することができます。

なお、余分な部分の削除は辺の時と同様に削除したい部分を選択し、右クリックで表示されるメニューから[面を溶解]を選びます。

処理後の部分の削除は挑戦選択に切り替えて頂点を選択後に右クリックで表示されるメニューから[頂点を溶解]を選びます。

Blender 3.4.1