月曜日, 3月 13, 2023

ZBrushCoreでラフスケッチからモデリングする手順

質問がありましたので・・・
ZBrushCore(or ZBrudh)でラフスケッチからモデリングする手順を整理してみました。

まず三面のスケッチをjpgなどで用意します。

ZBrushCoreで[テクスチャ]>[インポート]にて保存したJpgファイルを読み込みます。

次に[ドロー]>[正面・背面]、[上・下]、[左・右]をそれぞれクリックし・・・

[マップ1]または[マップ2]をクリックし・・・

読み込んだJpgファイルを指定します。

上は[正面・背面]に配置した状態です。

[正面・背面]、[上・下]、[左・右]に配置した状態です。

後はパースをオフにして満面に合わせて形状を調整するだけです。

形状調整は[ジオメトリ]>[ダイナメッシュ]>[解像度16]程度に粗く設定するとデフォルメが楽です。また、作業中は、こまめに何も無いところをControl(Command)キーをへいようして矩形を描画してメッシュを調整しながら行うとうまくいきます。

この例では手の部分は[サブツール]> [挿入]にて球体を挿入してから調整しました。で作成しました。

片方が大凡完成したら[ジオメトリ]>[トポロジー編集]>[ミラーの結合]を実行して反対側を生成しますが、今回の編集モードでは出てきたパレットで[YES]をクリックすれば生成できます。

後は地道に三面図に合わせてモデリングをするだけです。

概ね完成した状態の天面

概ね完成した状態の正面

概ね完成した状態の側面

概ね完成した状態をパースで確認した状態です。[フロア]の選択をオフにすれば三面図は非表示に出来ます。

なおモデリングは、Conntrol(Command)キーを併用で選択して適宜マスクを作成し・・・

マスク部分をConntrol(Command)キーを併用でクリックすると境界線部分がボケます。

コレでMoveブラシなどで調整すると凹み部分が綺麗に調整出来ます。

 ZBrushCore 2021.6.6