月曜日, 6月 15, 2020

ZBrush Core mini登場でスカルプトが身近に

無印ZBrush、ZBrush Coreに続き、第三のZBrushとしてZBrush Core miniがリリースされました。完全な無料版です。ただし、Pixologicへのユーサー登録(無料)が必要です。

ZBrush Core mini

モデラーと見た場合、機能的にはデータ互換性が低いのでScruptrisの同等(下?)と言った感じです。ベースメッシュは球体と石のブロックの2種類。でも、マウスホイールでブラシサイズを変更出来るのは無印でも出来ないので凄く使いやすいです。今回のZBrush core mini登場に合わせて無印とCoreのアップデートが入りましたが、相変わらずマウスホイールでブラシサイズを変更は出来ませんでした。mini凄い(^o^)

複数のオブジェクトは組合せできないようです(私が気が付かないだけ?)。そういった意味ではScruptrisの下かな? スペック表での対応ペンタブレットはW社となっていますが、XP-Pen(どのタイプでも)で全く問題無いです。

もっとも石のブロックはちょっといい感じでモデリングできそうな気分にさせてくれます。

誰がやってもモアイ像風なのはご愛敬です。

どうも、このZBrush core miniの目玉機能は、iMage3DのGIFまたは、PNGとして保存できることのようです。gifまたはpngで書き出してサイトに貼りつけると、サイトを見たユーザーがそのデータをダウンロードし、自分のZBrush Core miniで開いてグリグリ動かしたり改造するという流れが出来るのです。これはこれでかなり面白いですね。デフォルトのファイル保存形式がこのiMage3DのGIFになっているので、ネイティブでのZBrush形式を選びたいときは拡張子をZPRにすればOKです。

ZBrushCoreで生成されたZPRファイルをZBrushCoreMiniで読み込んだ場合、そのモデルのビュアーモードとなるとのことでしだか、私の環境ではそのまま編集できしまいました。ZBrushCoreMiniを別のアカウントにて異なるマシンにインストールして実験してみましたが、ビュアーモードにはなりませんでした。また現状では無印のZBrushユーザーには恩恵が皆無でした。

ZBrush Core mini