月曜日, 6月 01, 2020

Word_15 
画像形式はPNGがデフォルトで好都合

唐突に初めてWordのビギナー向け連載ですが、今回でひとまず終了です。色々不満点もありますが、後は別原稿で気が付いた時にアップ致します。なお、暫くしたらExcel編を始めます。というとで、今回は画像の調整です。

画像は挿入タグの[画像]で読み込みます。特に気にすることはありませんが、Officeの推奨ファイル形式はPNGです。もちんJPGでも問題ありません。また画像の解像度が解るor調整できる人は適宜解像度を調整すると良いでしょう。ちなみに、ファイルタグの[オプション]>[詳細設定]にて[イメージのサイズと画質]の[既定の解像度]にて解像度を変更することが出来ますが、作成した時のサイズ、解像度とpixel値に相当するmmで配置されます。ただし、画像を配置するページの本文エリア(実サイズ−余白)の左右または天地サイズで画像が配置されます。どれだけ大きな画像でも枠の中からはみ出すことはありません。ただし、一度配置した画像をレイアウトオプションで本文との関係を変更すれば本文エリア以外にも配置可能です。

配置後は図ツールタグの[書式]にて色々と加工することが出来ます。ただし、いちいち覚えるのは面倒なので、Office全てに共通するTipsとして、何かアクションを起こしたい場合はそのオブジェクトと或いはテキスト部分を右クリックすると出てくるコンテキストメニューの一番下に[〜の書式設定]という項目があります。これを選ぶと右端に[〜の書式設定]が表示されます。これでほとんどの問題は解決出来ます。

次に覚えたい機能は図形の中に写真を入れる処理です。まず図形を適当に配置します。ここで図形を選択して右クリックし、表示されるメニューの一番下から[図の書式設定]を選びます。

表示されたメニューの塗りぶしを選択するとデフォルト(または直前に処理した画像)画像が自動的に配置されますが、ここで[挿入する]で挿入したい画像を指定します。

ただし、デフォルトで画像を挿入すると、上のイメージのように図形の形状にデフォルメされてしまいます。

これを回避するには[図の書式設定]にて[図をテクスチャーとして並べる]にチェックを入れ、[幅の調整]、[高さの調整]がそれぞれ100%から比率を保った50%等に設定すればデフォルメされずに配置出来ます。同じ画面の[幅の移動]と[高さの移動]で微修正も出来ます。

またバラバラの複数のオブジェクトをグループ化させれば全体に1つの画像を挿入することも出来ます。
ただし、初期値は前記したようにそれぞれの形状に個別に挿入されてしまうので、[図の書式設定]にて[図をテクスチャーとして並べる]にチェックを入れることで全体に対しての挿入になります。
上は処理結果です。線の設定は変更されていないので、それを活用する手はありますね。

また配置した画像の背景を削除する機能は便利です。ただし、あまり複雑な背景の画像には適していません。画像を配置し,図ツールタグの左端にある[背景の削除]を選びます。

するといきなり画面がこのように変わりますが、この赤紫色の部分が削除されるエリアです。

左上の[保持する領域]と[削除する領域]をそれぞれ選択してクリックすることでエリアを調整させます。

最終的に[変更を保持]をクリックすることで背景が消し取られた状態を得ることが出来ます。色つきやパターンのページ、あるいは下に別の画像がある様な場合に重宝します。なお、予め画像処理ソフトで背景を消した画像を用意できる場合はPNG形式で書き出すことで透明な背景画像を筒来ることが出来ます。ネットなどにアップされているフリー素材などはJPGではなくてPNGを選ぶと、始めから背景が無い状態で配置する事が出来ます。

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