Excelでのグラフ作成はPowerPointやWord用にコピー&ーペーストが出来るので、必須処理と言えます。ということで、今回は円グラフを作成してみます。
macOSX版の場合は以下を参照してください。
Excel_17 Excel macOSX版での円グラフ作成 2020/11/21
前回の棒グラフ用の表を使って円グラフを作成します。必要なのは項目と横浜店のデータです。Controlキーを併用して飛び飛びの選択をします。
選択が完了したら挿入タグの[グラフ>縦棒/円またはドーナツグラフの挿入]から一番左上の[円]を選択します。
[円]を選択すると任意の位置に最低限の状態でグラフが生成されますので、ここからカスタマイズを行います。
円のパイの部分に項目が入っていた方が分かり易いので、取り敢えずグラフを選択していると右上に表示される3つのアイコンのうち、一番上の[+]をクリックして[データラベル]にカーソルを近づけると右端に▶マークが出るのでそれをクリックして[自動調整]にチェックを入れます。これで値がパイに挿入されました。ただし、あくまでも仮と考えて下さい。
続けて円グラフの凡例は少し邪魔なので消してしまいます。グラフを選択していると右上に表示される3つのアイコンのうち、一番上の[+]をクリックして[凡例]のチェックを外します。
凡例が無くなることで円が大きく表示されます。次に仮に表示設定していた値を右クリックし、表示されるコンテキストメニューの一番下に表示される[データラベルの書式設定]を選び、画面右端に[データラベルの書式設定]を表示せます。ここで注意するのは最終的に[分類名]と[パーセンテージ]を表示し、値は最後に外すです。外す場合は最初に[値]を外してはいけないという点です。
最初に[値]を外すと表示項目が無くなってしまうのでExcelは混乱します。まず必要とする[分類名]と[パーセンテージ]にチェックを入れてから必要の無い[値]を外すという流れで作業を行います。
表示項目を設定したら、あとはそれぞれの位置とボックスの調整です。妙な位置で[分類名]が改行されるのはみっともないので調整します。調整する場合は個々のテキストボックス的な部分をダブルクリックすることで個別にサイズ調整や位置調整を行う事が出来ます。位置調整で移動させる場合はボックスの枠の部分を摘んで移動させます。
完成し、個別のパイを強調すると言った場合は強調したいパイを2度クリックすると個別に選択出来るようにナノで移動するといった事も可能になります。
なお、全てのグラフの四隅などのボタンをAltキーを併用して移動させるとセルにスナップしてくれます。
※タイトル「横浜店」は「横浜店の売り上げ構成構成」の間違い
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