今回は棒グラフ、円グラアで使用したデータを元に複合グラフを作成してみます。
macOSXユーザーの場合は以下を参照して下さい。Windows版でも同様の処理が可能です。
Excel_18 Excel macOSX版での複合グラフ作成 2020/11/26
まず商品名と支店別売上データ、そして売上げの合計値をControlキーを併用して全て選択します。そのまま挿入タグの[グラフ>複合ブラフ]を選択し、3つある雛型のうち一番左端を選択します。
ここでワケワカランチンのグラフが表示されますが、複合グラフは一発処理では出来ないので慌てずにグラフを選択しているときだけ表示されるデザインタグの[グラフの種類の変更]を選びます。
ここでそれぞれの項目がどんな状況なのかが確認出来ます。本来は集合縦棒であるべき船橋店が折れ線グラフになっています。そこでこの折れ線グラフと表示されている窓の右端のマークをクリックして本来のグラフへ変更します。
クリックするとアイコンでグラフの種類を変更することが出来ます。ここでは一番左上の集合縦棒を選びます。ちなみにここでは特に変更していませんが、折れ線グラフは単なる折れ線グラフよりもマーカ付き折れ線グラフの方が視覚的に分かり易いと思います。
次に全ての項目が第1軸(左端)で処理されているので、合計値だけは第2軸(右端)にチェックを入れます。
これで複合グラフの基本は完成しました。あとは細かい項目の設定だけです。
まずグラフを選択していると右上に表示される3つのアイコンのうち、一番上のブラスのアイコンをクリックして[軸ラベル]にカーソルを近づけると表示される▶マークをクリックして[第1縦軸]と[第2縦軸]にチェックを入れます。これで軸ラベルが表示されます。
ただし、軸ラベルは左に90度傾いているので、軸ラベルを右クリツクして表示されるコンテキストメニューの一番下にある[軸ラベルの書式設定]を選択して縦書きに変更します。
次にデータテーブルも付けることにしました。グラフを選択していると右上に表示される3つのアイコンのうち、一番上のブラスのアイコンをクリツクして[データテーブル]にカーソルを近づけると表示される▶マークをクリックして[マーカーあり]にチェックを入れます。これでデータテーブルが表示されます。なお、マーカー付きにしているので重複を避けるために凡例のチェックは外しておきます。
これで軸ラベルに項目を入れ、タイトルも入力すれば完成なのですが、可読性はイマイチです。第1軸の上限は80、第2軸の上限は180なので理解しやすいように第1軸の上限を100、第2軸の上限を200に変更します。
手順はいつものように変更したい項目(ここでは第1軸)を右クリックして表示されるコンテキストメニューの一番下にある[軸の書式設定]を選択します。
ここでは最大数を80から100に、単位の主を10から20に変更しました。
第2軸も同様に調整します。両方の倍数で処理した方が分かり易いですね。ここでは最大数を180から200に、単位の主を20から40に変更しました。
これでやっと完成です。ただし、私はハンディーステップラーが2行になっていることに気が付きませんでした。全体の横幅を少し広げて本当に完成ですね。
※タイトル「支店別販売台数と合計販売台数」は「支店別販売数と合計販売数」の間違い
軸ラベル「支店別販売台数」は「支店別販売数」の間違い
軸ラベル「合計販売台数」は「合計販売数」の間違い
Office365 2020