今日からExcelの基礎を集中連載します。もしOfficeが初めてという方がいたら、Word編から始めてみて下さい。なお、解説はWindows環境で行っています。
Excelを起動すると最初に表示される画面です。通常はこのまま[空白のブック]を選んで作業に入ります。ブックとはExcelのデータファイルの事です。また慣れてきたら[新規]アイコンをクリックすることで色々なデザイン&フォーマットが予め設定されている各種テンプレートから選ぶことも出来ますが、はじめのうちは混乱するので[空白のブック]がお薦めです。
[空白のブック]を選ぶと上の様な画面が出て来ます。
① 列(最大16,384 列)
② 行(最大1,048,576 行)
③ アクティブセル(選択していない枠はセル)
④ 数式バー
⑤ シート(右クリックで名称変更やコピーが出来る)
⑥ 新規シート生成
⑦ Office共通の画面拡大縮小
Excelでは常に列行という流れでセルを示します。例えば16行目のD列にあるセルは[D16]となります。
任意のセルに半角の数字 1 を入力し、選択した状態で右下にある小さな四角形(フィルハンドル)をプレスしたまま下の方にドラッグすると選択していたセルのコピーが自動生成されます。この処理をフィルといいます。生成後に最後のセルの付近にオートフィルオプションのアイコンが表示されるので、そこをクリックすることで処理結果をコピーから連番に変更することが出来ます。
なお、フィルハンドルは下だけでなく、上、右、左方向にも有効です。
また、上図のように予めよく使う一定のルールが設定されています。
ファイルタグの[オプション]を選び
[詳細設定]の[ユーザー設定リストの編集]にて独自の連番ルールを組み込むことも出来ます。
上はデフォルトデータの登録状態です。
なお、列の幅や行の高さはWordでの表調整と同様に、列あるいは行を選択し、両端あるいは天地位置の境界線を摘まんで移動するだけです。
Office365 2020