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LiveTypeやMotionで複雑なモーション処理を行ったイメージを簡単にレトロ風のぼけたイメージに変更させたい場合、映像関係のプロの方から見ると邪道なテクニックかもしれませんが、QuickTimeなどのムービーに書き出したたものを読み込んで最上部のレイヤーに配置したものを二重利用すれば簡単に表現することができます。
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モーション設定が完了したら、元データを保存してから、QuickTimeに書き出し、書き出したQuickTimeムービーを背景用として読み込みます。読み込んだら上の【図】のように背景から一番上のレイヤーに移動させます。※上の【図】の下が処理前、上が処理後の状態です。背景用として読み込んだムービーはブルーのバーで表示されています。
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読み込んだムービーに対して上の【図】のように不透明度とブラー、そして色を調整します。イメージはライブで確認できるので混乱するようなことはないでしょう。なお、作例は識別をしやすいように強めに設定していますが、下の【図】のようにイメージは激変します。
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上の処理後のイメージと下の【図】のノーマル状態の違いを確認してみてください。なお、読み込んだムービーに対しても当然様々なエフェクトを設定することが可能です。
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