木曜日, 12月 13, 2018

Illustrator
パターン調整は昔の方法が勉強になる

Illustratorのパターン作成は複雑な形状作成も簡単に作り込むことが出来るようになっていますが、後から微調整したいときに覚えておくと便利な昔ながらの方法を整理してみました。ちなみにサンプルで用意したパターンは、アピアランス機能を活用して、上図のような感じで作成しています。

一番深部ルナ形状でもパターンは楽しいイメージを創り出してくります。

なお、ここでは上図のパターンをベーストしました。バツ印の図形の交点が四角に抜けているので、その部分を丸く抜くことにしました。

任意の矩形に作成したパターンを設定し、ベースとなった図形を上に配置し、透明パレットで描画モードを[差の絶対値]に設定すると、完全に合致した段階で完全な黒になるので正確な位置合わせをする場合に重宝します。

位置が確定したら、四隅に円を作成します。しっかりと全体の配置に合わせて作図します。

しっかりと円を四隅に作成したら、後は上図のように食い込み部分のみをノコして円のセグメントを削除し、全体を1つのオブジェクトにしてクリッピングマスクを作成し、新規パターンとして登録します。

上図は交点が円形になった完成パターンです。全体の流れを理解する上でも、最初はこの方法を実行することでスキルアップに繋がると思います。

Illustrator CC 2018