金曜日, 12月 07, 2018

Illustrator
アピアランスで線幅変形は要注意

Illustratorのアピアランス設定で塗りと線を拡大させるとき、基点の位置を間違えると線幅が痛いことになります。

比較のために2角同じ正方形を作成しました。欄幅は確認出来るように太くしています。

下野四角形を選択し、アピアランスの[新規効果を追加]にて[変形]を選び、基点を左端に設定後、上図のように水平方向を200%に拡大します。

上図は処理結果です。

ここで、線幅に対して塗りで設定した変形データをドラッグコピーして同一設定視します。上図は処理結果です。線幅がオカシナ事になっています。ドラッグコピーではなくて手動で再設定しても結果は同じです。

取り敢えず[変形]設定を再表示し、[線幅と効果を拡大・縮小]のチェックを外せば線幅だけは戻ります。

上図は[線幅と効果を拡大・縮小]のチェックを外した結果。線幅は戻りましたが、両端の振りとの位置関係が内側(デフォルトはセンター)になっています。

しかし、[変形]設定で基点をデフォルトのセンターのままで処理すると、線幅の設定では前回同様に[線幅と効果を拡大・縮小]のチェックを外す必要がありますが、処理結果で線の位置にずれは発生しません。

上図は処理結果です。正確な処理の場合は要注意です。

Illustrator CC 2018