土曜日, 12月 15, 2018

Excel
2016から加わったIFSはビギナーに親切

Excelでは関数をネストさせることで複雑な処理を一気に解決できます。その入門処理的なモノにIF関数があります。本来は二択のIF関数を三択以上に活用するというわけです。ただし、ビギナーの方にはちょっと敷居が高いかも知れません。そこで、IF関数のネストの代替えとしてIFS関数を整理してみました。

サンプルは、5科目のテストの合計点が400点以上(500〜400点)ならばA合格、300点以上(399〜300点)ならばB合格、それ以外(299〜0点)は不合格C。とする場合・・・

IF関数のネスト処理を使うと、
=IF(G4>=400,"A",IF(G4>=300,"B","C")

関数パレットで[偽の場合]にIFをネストすれば良いのですが、処理を間違えると、
=IF(G4>=400,"A",+IF(G4>=300,"B","C"))

といった具合に間違ってエラーになってしまうことがあるので要注意です。

片や、Excel 2016から加わったIFS関数を使うと、
=IFS(G4>=400,"A",G4>=300,"B",G4<300 p="">
関数パレットでは三択の場合は、最後の処理設定が右端のスライダーを下げないと入力できないのはご愛敬ですが、分かり易いですね。










ちなみに、スライダーを最下部まで下げると127個の設定が可能だと解ります。ということで、IFSの方はビギナーの方には取っつきやすいかも知れませんね。

Excel 365 2018