金曜日, 2月 24, 2023

Excel VBA 03 
オブジェクトの選択と移動はメソッドで

オブジェクトの選択と移動はメソッドで処理します。メソッドとはオブジェクトを操作する命令文でオブジェクトの動作になります。使い方は、プロパティと同様でオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」でを入れて記述します。

object . method
上は目視しやすいように「.」の前後にスペースを入れていますが、実際には入れません。

■任意の場所から指定のセルを選択
セルの選択(Selectメソッド)
Range("E2").Select
↑E2セルの選択

--------------------
Sub cell_choice() ’マクロ(cell_copy)を開始する
Range("E2").Select 'E2セルを選択
End Sub 'マクロを終了
--------------------
※「'」以降はコメント文

■現在のセル値を指定のセルにコピー
セルのコピー(copyメソッド)
Range("D2").Copy Range("F2")
↑D2セルをF2セルのコピー
--------------------
Sub cell_copy() ’マクロ(cell_copy)を開始する
Range("D2").Copy Range("F2") 'D2セルの値をF2にコピー
End Sub 'マクロを終了
--------------------
※「'」以降はコメント文

他にも色々なメソッドが用意されています。
主なメソッド一覧
メソッドには「引数を必要としない」「引数の指定が必須」「引数が任意のオプション」のものがあります。引数の指定には、「,(カンマ)」で区切る方法と名前付き引数を使用する方法の2種類があります。

■引数を必要としない
Selectメソッド
ClearContentsメソッド

■引数が必須
GetPhoneticメソッド
OnKeyメソッド

■引数は任意(オプション)
Closeメソッド
Arrangeメソッド
Protectメソッド

※全部を確認&実験していないので、徐々に整理します。