土曜日, 2月 11, 2023

ソフトウエア 永久ライセンスとサブスクリプションの甘い罠

従来は、ソフトウェアを購入すれば基本的に永久ライセンスであり、メジャーアップデーター毎に必要であれば料金を支払っていたのが一般的でしたが、最近は1年契約のサブスクリプション方式に変更するケースが増えてきました。そこで個人的な環境で大きく3パターンに分かれた新規ソフトウェア契約について整理してみました。みんな同じではないんですよね〜。

Type-A
■永久ライセンス(商用利用可・不可版有り)
 初年度のアップデーターは無料だが
 それ以降はサブスクリプション契約が必要
  永久ライセンスPro(商用利用可)
  永久ライセンス私用(商用利用不可)

■サブスクリプション(商用利用可)
  契約期間中のアップグレードは無料。
  1年契約とは限らないケースもある。
  
Type-B
■永久ライセンス(商用利用可)
 メジャーアップデーター以外は配布されない
 メジャーアップデーターも必ず配布されるわけではない

■サブスクリプション(商用利用可)
  契約期間中のアップグレードは無料。
  1年契約とは限らないケースもある。

Type-C
■永久ライセンス(なし)

■サブスクリプション(商用利用可)
  契約期間中のアップグレードは無料。
  1年契約とは限らないケースもある。

永久ライセンスとはOSやハードの環境が対応する限り使い続けることができるという意味ですが、唐突にソレを反故とするケースもあるので要注意。ただし10年前のソフトが最新環境で正常に動作するかの可能性は極めて薄いです。特にmac_OS環境は寿命が短いですね。
既存の永久ライセンスユーザーであっても新規の永久ライセンス版に切り替えるために料金が発生する場合が一般的のようです。どうやら永久ライセンスとは名ばかりで、メーカーとしてはサブスクリプションに導きたい感がギラギラと見えますね。