V2.5あたりからチマチマと使っていたのですが、質問対応も兼ねて、そろそろ真面目にBlenderを使いたいので唐突に連載を始めることにしました。ただし、いわゆる入門的な展開ではなく、個人的な学習帳?のように、無造作かつ衝動的に気になる機能や処理をアップする備忘録的な展開の予定です。BlenderはWindows、macOS、Linux、FreeBSD版もリリースされていますが、ここではショートカットなどはWindows版を基準で進めます。もっともインターフェイスは同じ(Linux、FreeBSD版は未確認)なので画面キャプチャーはWindowsだったりmacOSだったりします。
この連載は以下を参照してください。
起動したらスプラッシュパレットが出てきますが、任意の場所をクリックして閉じます。
デフォルトは英語版ですが、[Edit]メニューの[Preferences]を選び・・・
表示されたパレットの[Interface]>[Language]から[Japanese]を選べば・・・
直ぐに日本語メニューに切り替わります。変更直後は一部が英語のままですが、再起動すれば完全に日本語メニューになります。
オブジェクトの削除は[X]キーを押すと表示される[削除]を選ぶだけです。ちなみに選択後にDelキーでも削除できます。
なお、Blenderデータを普通に保存したときのネイティブファイル形式は[.blend]。また、他のファイル形式での書き出しは[ファイル]>[エクスポート]。読み込みは[ファイル]>[インポート]で対処します。
上はBlernderで作成したサンプルを読み込んだ状態です。読み込んだ直後は[オブジェクトモード]になっています。画面の始点変更はマウスのホイールを動かすことで表示の拡大縮小を調整出来ます。また、マウスのホイールをプレスして動かすことで表示始点を変更することができますが・・・
テンキーの数字で表示位置を切り替えることもできます。
右上のXYZのマークをクリックすることでも表示始点を変更することができます。
その他の基本処理はどのモードでも上の様になっています。それぞれは以下のショートカットキーが割り当てられています。
・ボックス選択 B >十字カーソルで選択
・カーソル Shift C >カーソルをXYZ軸の交点に移動(リセット)
・移動 G
・回転 R
・スケール S
・トランスフォーム Control A
また、モードの切替は・・・
[オブジェクトモード]をクリックして切り替えます。
左が[オブジェクトモード]、右が[編集モード]の状態。なお、[オブジェクトモード]と[編集モード]はTabキーで切り替えることができます。
シェイプを追加する場合は[追加]メニューから選択します。
スパナのアイコンの[モディファイアープロファイル]>[モディファイアーを追加]>[サブディビジョンサーフェース]を選択し・・・
表示されたパレットの[シンプル]から[カトマルクラーク]に変更すると・・・
ポリゴン状態に応じて丸め込み表示になり、この状態でも編集できます。
Blender 3.4.1