ZBrush2021.5がリリースされました。今回も太っ腹の無料アップデートです。で、細かい機能アップがいろいろとあるのですが、色々なブラシに対応しているThick Skin機能が素晴らしいです。
ここではStandardブラシで解説します。まず上は何もしていない状態です。Thick Skinはツールメニューの中にあります。
Standardブラシを普通に使うと描いた部分が盛り上がります。
alt(option)キーを併用すると描いた部分が凹みます。
ところが、Thick Skinをオンにしていると指定した厚み分以上は盛り上がらなくなります。何度重ねて描いても変わりません。皮膚を追加しているような感じに成ります。
もちろん、alt(option)キーを併用すると描いた部分が指定値だけ凹みます。
つまり凸凹を綺麗に作成出来るようになったわけです。
なお、数値設定の部分をスライドさせると画面上で膨らみ状態を確認出来ます。ただし、設定スライドを話すと画面は元に戻ります。ブラシ処理の凸凹の状態を予めシミュレーション出来ると言った感じデス。
ZBrush 2021.5