modoには「メッシュ」「イメージ」「マルチレゾリューション」と、3つのスカルプトモデリングモードがありますが、今回は「メッシュ」「イメージ」について簡単に整理してみました。
まず一番イージーな「メッシュスカルプト」はスカルプトツールパレットから任意のブラシを選んで直接モデルデータを調整します。
ただし、モデルデーのメッシュ部分に反応するので、ポリゴン面の部分には反応しません。そのため、ローポリゴンデータに対しての細かい調整には向いていませんがザックリと大まかな形状変形には使えるツールです。
ちなみに、他の2つのモードと異なり、モデルデータを直接変形します。なお、ブラシサイズは何も無い部分で右ボタンをプレスすることでサイズ調整することが出来ます。これはどのスカルプトモードでも同様です。
次に「イメージスカルプト」はUV展開してペイント処理するのと同様の考え方でモデルにアクセントを付けます。まず、スカルプトツールの下にあるユーティリティーから「ディスプレイメントテクスチャの追加」をクリックします。
これでスカルプト処理用のファイルを作成します。ファイル名は分かり易い名称にしないと後で訳が分からなくなりますので要注意。
あとは「メッシュスカルプトモード」と同様にブラシ処理でモデリングを行います。
処理結果はシェーダーツリーに表示されるベクターディスプレイメントファイル(保存したスカルプト処理用のファイル)に記憶されます。この表示をオフにしたり、削除する事で処理は完全にクリアされます。
modo 14.0v1