Illustratorで補色間のグラデーションを綺麗に作成方法の一つとしてアピアランスの活用があります。今回はそれを整理してみました。
CMYKモードで解説してみます。まず[M100%、Y100%]と[C100%、Y100%]のグラデーションを作成してみます。
グラデーションパレットでの設定です。補色関係なので中間部分が濁って汚いです。これをどうやって綺麗に表現するかですが・・・。
定番方法として中間部分に新たに色を設定する方法があります。ここでは[M50%、Y100%]を設定してみました。
上図は設定結果です。コレでも綺麗ですが、中間部分が主張過ぎています。
好みの問題かも知れませんが、ここで上図のように調整できれば中間部分の妙な主張も消えて意外と良いのかも?と結論付けたわけです。ではどう処理したのかというと・・・。
まず[M50%、Y100%]と[M100%、Y100%]のグラデーションを作成します。
アプアランスにて塗りの複製を作成し、[M100%、Y100%]と[Y100%(不透明度10%)]のグラデーションに設定します。これで中間部分の主張は消え去ってくれます。
上図はアプアランスの状態です。
Illustrator CC 2018