水曜日, 5月 27, 2020

Word_10 
表作成はTab設定との二人三脚

Wordでの表組みは表を作成してからデータを入力するのではなく、逆にデータを作成してから表に変換するという流れを理解しましょう。

表のセルの区切りはTabで行います。Tab以外の「,」カンマなどでも処理出来ますが、一般的な文集に発生しやすい文字は避けた方が良いでしょう。まず作業の前にスペースとTabの区別を目視するために、ホームタグの[段落]の[編集記号の表示]にチェックを入れます。表示をオフにしたい場合はもう一度ここをクリックします。

Tab区切りでテキストを作成したら、全体を選択して挿入タグの[表]>[表の挿入]にて[文字列を表にする]を選択します。

すると選択した状態をWordが確認して上の様なパレット表示されるので基本的にそのまま[OK]をクリックします。

処理が終わると表を全て選択した状態で、表デザインタグが選択された状態になります。

逆に表を解除したい場合は、表全体を選択してレイアウトタグの[表の解除]を選べば元に戻ります。

ただし、元に戻る際にセルの区切りをどうするか?の線クタを求めてきますが、前記したようにTabが無難です。なお、表を解除すると表の時のタブの位置は残った状態になります。

ところで、上の様にデータが無いイレギュラーの状態ではどんなことが発生するでしょうか?

全体を選択して挿入タグの[表>表の挿入]にて[文字列を表にする]を選択すると行設定はグレーアウトして編集出来ず、そのまま[OK]をクリックすると上の様な状態になってしまいます。

更に、全体を選択して挿入タグの[表]>[表の挿入]にて[文字列を表にする]を選択し、列を本来の設定である[3]に変更しても上の様に狂ってしまいます。

実はデータが1つしかない行の末尾は改行だけなので、このような事が発生します。本来は各行には2つのTabが設定されていますが、1つだけでもTabが入って居ればWordは勘違いせずに本来の状態を生成してくれます。上は1つだけTabを追加した結果です。

Word365 2020
Word for Mac 16.59(2022/03/21)
Word for Win 16.0.14931.20128(2022/03/21)