はじめのうちはワードアートが面白くて、ついつい使いまくってしまうかも知れませんが、デザイン的にはあまり多用しない方が堅実かもしれません。でも、取り敢えず遊んでみるのは良いことです。
まず調整したいテキストブロックを選択します。本文中でもいいですが、概ねタイトルでしょう。ちなみに本文中の一部分を調整したいときは後述する[文字の効果と体裁]を使った方が賢明です。
処理したいタイトル部分などを選択し、挿入タグの[ワードアート]にて好みのアートサンプルをクリックします。
設定直後に選択したテキストは激変しますが、同時に通常のテキストからテキストブロックに変更されます。そのためレイアウトオプションを設定し、本文テキスト等が回り込まないようにします。通常は作例のように[左右]を選択しておけば安全です。
※macOS版はテキストボックスを選択すると[図形の書式設定]というタブが選択され[整列]>[文字列の折り返し]で調整します。
なお、テキストブック化しているので移動は枠線部分を選択して処理します。センター位置にスナッブするとガイドが表示されるので位置確認が分かり易いです。
なお、テキストブロックなので、描画ツールタグの[書式]>[位置]にて自動処理することも出来ます。はじめのうちは自動処理が良いかも知れません。
※macOS版はテキストボックスを選択すると[図形の書式設定]というタブが選択され[整列]>[位置]で調整します。
ちなみに、ワードアート設定後にワードアートに変更したテキストは描画タグの[書式]>[文字の効果]にて様々なエフェクトを設定することが出来ます。
バージョンやOSにより以下のような表記になる場合があります。
[図の書式設定>文字の効果][図形の書式>文字の効果]
また設定したエフェクトの一部は微調整の小さなボタンがついているので、エフェクトの効果を調整する事が出来ます。
設定個の書体の変更やテキストボックス自身を、描画タグの[書式]>[文字の効果]にて塗りつぶすことも出来ます。
ちなみに、ワードアートでテキストボックス化させたくない場合は、ホームタグの[文字の効果と体裁]で設定可能です。
ただし、テキストボックス化しているわけではないので、エフェクトを設定することは出来ません。
Word365 2020
Word for Mac 16.59(2022/03/21)
Word for Win 16.0.14931.20128(2022/03/21)
2022/03/21 macOS版対応部分加筆